本校の映像科・サウンド科,TV映像音響科では,授業で学んだ技術や知識を活かし,実際の現場で実践的に身につける「現場体験実習」が数多くあります。
その一環として,17日(日)レインボー桜島(鹿児島市桜島)にて開催されるIT技術に関するカンファレンス・トークセッションイベント 「さくらじまハウス2016 ~エンジニアの熱量が爆発する~」に,本校映像科がライブ配信の担当として協力参加させていただきます!!
当日,持ち込む機材の運搬に不都合があるため,急遽,ハードケースをメカトロニクス科の先生のご協力で製作することに!
当初,舞台音響を担当する職員(私)の一人で作るつもりが,設計ミスで素材の切り出しサイズの不一致が判明。メカトロニクス科の先生に相談すると,すぐにアドバイスをいただき,なんとレーザー加工機を使って,正確な寸法に切り直してもらい,さらに持ちやすいようにハンドリング用の穴も綺麗に空けてくださいました!
組み立てもメカトロニクス科の先生の丁寧な指導のもと,基礎的な木工,強度を考えた加工などのノウハウを教えていだだきつつ,不器用ながら工作を進めていきました。その後,撮影・編集の担当の先生も加わり,夜遅くまで工作し・・・。
無事に機材ケースが完成!当初の設計よりジャストフィットで使い勝手が良く頑丈なものを作ることができました!キャスター付きで運搬もラクラクです。
このように学科間のコラボレーションを通して幅広い知識や技術を身につけることができるのもキャリデザの魅力!
今回は先生たちが「必要なものを作るための技術」を他学科の先生に教えてもらいながら作りましたが,今後はTV映像音響科の学生の皆さんにも,釘打ちや鋸引きなど大道具の製作も授業として盛り込めるといいなと思います。
ちなみに,昨年度はサウンド科での特別イベント用に舞台パネルを大量生産しました。
試行錯誤をしながら作り,楽しく作業できました!
今後も,幅広い分野があるキャリデザならではの学科横断的な授業や経験をできる環境作りをしていきたいと思います!