グラフィック科とクリエイター研究学科は、グループワークの成果発表会を本校のライブホールにて行いました。
「グループワーク」は、今までのように先生が学生に一方的に授業をするのではなく、学生同士でチームを組み、実際の仕事の流れと同じように、課題となる様々な案件(仕事)に取り組むことで、実践的なスキルはもちろん、「チームワーク」や「提出期限厳守」「クライアントの要望を叶える」といった社会に出てから必要なことを、学生が自ら学ぶアクティブラーニングの一環として、今年から取り入れている授業です。
今日は、その最終的な成果を発表するもので、各チームがクライアント(仕事の依頼主)から受注した、カードゲームのデザインやスマートフォン向けゲーム作品、地域観光用の配布物、雑誌デザイン、結婚式の披露宴で使うプロフィールムービーなど、様々な成果を発表しました。
最終的に講師から高い評価を受けた「最優秀チーム」が発表され、後日、表彰されることとなりました。
グループワークでは、メンバーや課題を選り好みすることができません。これは、クリエイターとして仕事をする状況と全く同じです。自分の好きな作品を制作するだけではなく、クライアントと密に連絡をとり目的にあった成果を出す必要があります。そういった実社会で必要なことを学ぶ機会として、とても良い体験となったようです。