本日のサウンド・ミュージック科1年生のエンジニアコース(音響班)の授業は
「マイクロフォンの聴き比べ!」という内容です。
「マイクロフォン」というのは、カラオケや携帯電話などでも皆様おなじみの、「空気振動である音を電気信号にするもの」です。 (ちょっと専門家っぽく説明(笑))
実は、世の中には様々なマイクがあり、それぞれ音質や音の捉え方に違いがあり、エンジニアさんは集音したい音に応じてマイクを使い分けているのです!!
今日は、コンサートやレコーディングでよく使う「定番マイク」たちを使って、それぞれがどんな特徴を持っているのか、実際に聴き比べをしてみる授業です。
マイクと一口に言っても、ボーカル(歌)用のマイク、楽器用のマイク、さらにはドラム用マイクなどなど、用途別にいろいろあります。
値段も、1万円程度のものから40万円(!)以上のものまで幅広く、音質もガッツがあって音が前に出てくるものから、綺麗な高音が出るものなど、本当にそれぞれ特徴があります。
音源から同じ条件になるように気をつけてセッティングし、調整。その後マイクを切り替えながらの試聴となりました。
やはりそれぞれ個性があります。
人間にもイロイロな人が居るように、マイクにもキャラクターがあって楽しい!
また、マイクが向いている方向や、音源からマイクまでの距離で音は全く変わります。これらをうまく使って、録りたい音をしっかり捉えられるようにします。
ちなみに、今日の授業の試聴のなかで、「いちばんキレイに音を拾うマイク」としてみんなが選んだのは、上の写真の右から3番めの細いタイプでした。低音域から高音域までとてもクリアな音でした。
ちなみに、一番左のマイクはとても特徴的で、他のマイクよりも音が飛び出てくるような印象がありました。
今日のような実験を通して、実際に機材を研究しながら、これからの作品制作やライブの制作にチカラを入れていこうと思います!