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実践的な技術を磨き、
患者さんの命と向き合う

平川キャンパス

診療放射線技術学科

文部科学大臣認定「職業実践専門課程」

定員

80名

修業年限

4年制

目指せる資格

  • 診療放射線技師(国家資格)
  • 医療情報技師※
  • 第1種・第2種放射線取扱主任者※
  • ITパスポート※
  • ガンマ線透過写真撮影作業主任者※
  • X線作業主任者※
  • 基本情報技術者※
  • ※在学中取得可能
国家試験合格率

過去5年間平均

78.4%

全国 81.8%

※全体の合格率は厚生労働省HPより抜粋

国家試験合格率
求人数 ※2023年度

学生一人当たり

5.0

現代医療に欠かせない撮影技術を身に付ける

研究活動・学会発表

研究のできる技術者を育成するために、本学科では卒業研究に取り組んでいます。毎年、日本放射線技術学会、九州放射線医療技 術学術大会などでの発表も行っています。

充実した機器で実験実習

MRI・X線・CT・マンモグラフィ装置・FPD、超音波など、充実した医療機器を導入し、学内で基礎から実践的な学習が行えます。
①マンモグラフィ:乳がん検診に使用されます。②MRI:磁気の力で臓器などを撮像します。③マルチスライスCT:身体の3次元立体画像を作ることができます。

難関資格に挑戦

診療放射線技師の国家資格に加え、在学中に取得できる資格が複数あり、毎年多くの意欲的な学生がチャレンジし、結果を残しています。診療放射線技師に関連する資格に挑み、取得していくことで、就職先の幅も広がります。

地域の医療機関と連携、最適な学びを実践

社会医療法人 博愛会 相良病院様と連携し、実際の医療施設での講義・実習を行います。乳がん専門病院の高精度な乳がん検査(マンモグラフィ、超音波検査)を学び、地域に貢献できるスペシャリストを育成します。

1年次

基礎作りからスタート

基礎学習を通して医療のスペシャリストとしての自覚と姿勢を定着させます。数学や生物など高校の基礎から学ぶので文系や専門系高校出身者でも安心です。

2年次

必要な専門知識を学習

診療放射線技師に必要とされる高度な専門知識・技術を学びます。実験・実習も始まり、理論を実践へと結びつけて理解を深めます。

3年次

プロとしての自覚を養う

県内外の現場を見学、体験する臨床実習が始まります。実習を通して、医療従事者としての自覚を養います。

4年次

卒業研究と国家資格取得へ

専門分野で活躍する教員の指導で研究課題に取り組みます。また、教員のバックアップで国家試験の準備も進めていきます。

座学 ▶︎ 2,005時間 演習・実習 ▶︎ 1,000 時間 学外実習 ▶︎ 540 時間 | 総合時間数 ▶︎ 3,545時間

先生からのメッセージ

診療放射線技術学科 学科長
東 幸浩

〈診療放射線技師 修士(医科学)/放射線管理士・放射線被ばく相談員〉 

地域の医療機関と連携し、基礎から実践まで じっくりと学ぶ・キャリア教育も充実

初めて学ぶ「専門教育」に対する不安は、誰にでもあります。その不安を解消するために、基礎からじっくりと学び、自らの将来を創造できるカリキュラムで、学力の定着をサポートします。充実した 教育環境で安心して学ぶことができます。自らの個性を理解し、主体的に進路を選択する能力・態度を育てるためのキャリア教育を継続して学ぶことができます。

カリキュラム例

X線CT機器学

3次元画像で調べる「マルチスライスCT」

3次元の立体画像を作り、高速で連続撮影できるコンピュータ断層撮影装置を実際に使用して実習します。

X線撮影技術学

診療写真の基本、一般X線撮影

特殊な人体模型を使用し、実習を通して装置の構成から画像形成理論、撮影法について学びます。

診療画像検査学Ⅰ

全身をあらゆる角度から撮影する「MRI」

核磁気共鳴画像診断(MRI)と呼ばれ、磁石を利用した安全な検査装置です。全身のあらゆる角度の画像が得られます。

マンモグラフィ

乳がんの早期発見に役立つ検査

乳房を上下から圧迫し、腫瘍の有無や大きさ・形・石灰化などを調べます。最近では女性技師が増えています。

診療画像検査学Ⅱ

超音波を用いて体内の病変を調べる

超音波検査はエコーと呼ばれ、腹部・産婦人科領域などの検査に利用されている装置です。体にあてて内部を検査します。

一年次 時間割例

月曜火曜水曜木曜金曜
1限目生物学物理科学実験臨床微生物学放射線概論Ⅱ
2限目数学Ⅱキャリア
デザイン入学
体育
3限目社会学解剖学Ⅱ診療画像
機械学総論
X線撮影
技術学総論
生物学Ⅱ
4限目英語Ⅱ放射線
安全管理学
公衆衛生学

※8:45登校 16:50下校 授業は1コマ90分です

現役学生からのメッセージ

診療放射線技術学科1年
渡邉 瑞季

黒磯南高校・那須中央中学校出身

診療放射線技師への一歩、医技専でスタート

私は高校1年生の時、医療系の仕事に興味を持ちました。進路を考える中で自立の為に県外も視野に入れ、医技専を見つけてオープンキャンパスに参加しました。
医療機器が充実しており、実際に様々な機器を体験できる環境に感動し、就職後も即戦力として働ける技術を身に付けられる学校だと感じました。
入学後は、同じ目標を持つ仲間と助け合い、充実した学校生活を送っています。ちなみに、医技専の学食は講義前からワクワクしてしまうくらい美味しいです。これからも学びを深め、目標である診療放射線技師を目指して努力を続けていきます。

大学院在学の学生の声

順天堂大学大学院 保健医療学研究科
隈本 神太朗 

診療放射線技術学科卒 鹿児島高校・松元中学校出身

進学先 順天堂大学大学院

私は、医技専在学時に医療画像とAIを用いた研究に取り組んだことをきっかけに大学院に進学しました。大学院では引き続き医療画像とAIをテーマに研究を行っています。研究を進める中で、必要な知識を身に付けるだけでなく、小さな成功や発見を積み重ねることで、自分自身の成長を実感しています。将来的には、大学院を通じて高い研究力を培い、医療とAIの融合分野で活躍できる人材になることで後輩に力を与えることを目標としています。