ごあいさつ

ごあいさつ

今日もこどもたちのこえが部屋いっぱいに聴こえてきました。

夕焼けのきれいさを身振りで教えてくれる子
お手紙を恥ずかしそうに渡す子
たんぽぽを手に、にっこり笑顔でやってくる子
うまく伝えられなくて困った顔をする子

職員室では、スタッフが愛おしそうに話しています。

ことばの支援センターは、平成26年4月に開業しました。
当時は、言語指導を行う事業所が全国的にも少なく、指導の担い手も不足している状況のなか、 「鹿児島のこどもたちのために」を合言葉に、未来の支援者養成、地域の子ども支援を目的に事業を開始しました。

日々の支援の中で、「あんしん」や「たのしさ」を担保し全ての大人の理解がより進展し大人同士が手をつなぐ

といった包括的な支援の重要性を感じ、集団活動の開始、地域社会移行への取り組みと、ソーシャルインクルージョン実現に向けて歩を進めています。

私たちは、この事業がこどもだけでなく大人や保護者にとっての「重要な社会インフラ」であると認識し、ことばの支援を通して、こどもたちの“こえ(声)”を守っていきます。
そして、未来に向かってサスティナブルな組織として努力し、今後も地域の皆様とともに歩んで参ります。