外部講師の作業療法士・實吉先生をお招きし、1年生を対象とした「片手調理」の分析と実習を行いました。
実習に入る前、まずは利き手を三角巾でしっかりと固定。先生から道具の配置、身体のポジショニング、手の代用となる工夫などを教わり、メニューは「トマトソースのペンネ」と「野菜スープ」の2品に挑戦しました。

片手での調理は、ほぼ全員がはじめての体験です。最初は緊張した面持ちで、お互いに「どうすれば野菜を固定できるか」を分析しながら、慎重に作業を進めていきました。



実習中、学生からは驚きや苦労の声が次々と上がります。
「ジャガイモひとつ皮をむくのに、こんなに時間がかかるなんて!」 「ずっと力が入っていて、肩や腰が痛くなった……」 普段当たり前にできている動作がいかに複雑で、身体に負担がかかるものなのか。緊張の連続の中で、身をもって実感したようです。

苦労の末に出来上がった料理は、みんなで美味しくいただきました。
「あれ、このキャベツ大きい!」
そんな不揃いな食材たちも、一生懸命取り組んだ証。食事の時間を賑やかに盛り上げてくれました。

この実習で得た「対象者の立場で考える」という視点は、今後の臨床実習や作業療法士としての学びに必ず活きてくることでしょう。

