こんにちは!作業療法学科の四元です。
3年生「義肢装具Ⅰ」の授業では、スプリントを作成する時間があります。
では、では、スプリントとはなんでしょうか??
何かしらの原因で炎症が生じている場合に安静を目的に使用したり、日々行われるリハビリの効果をさらに発揮するためにハイブリッド的に使用したりと、ひとりひとりのからだと使用目的に合わせて作成する補装具のことをいいます。
今日は、親指と小指どおしを合わせることのできない対象者の手の機能を改善することを目的に「短対立スプリント」を作成しました。
最初はプラスチックみたいに硬い素材ですが、お湯につけるとびよ~んと柔らかくなれば、採型のタイミング。
お湯から取り出したら、対象者の手のサイズに合わせて形を作ります。
実は、この授業のはじめに私が説明をしながらお手本を見せる時間があるのですが、緊張してしまい、失敗するハプニングがあり(*_*;およよ)それを見ていた優しい3年生たちが「予備の素材がありますよ!」と手を差し伸べてくれる場面もあり…感謝、感謝でした。
自分たちのスプリントの仕上がりを見て「一生ものの宝物ができました✨」と嬉しい感想もあり「今年のオープンキャンパスで、スプリントを作りませんか?」と頼もしい提案もあり、今年も楽しい実技の時間が過ごせました。