言語聴覚療法学科1年生の講義「リハビリテーション概論」の1コマで理学療法学科教員が障がい者スポーツを講義しました。
障がい者スポーツは障がい者にとって必要不可欠なものであり、だれもが一緒に楽しめるスポーツです。
その中で「スラローム」と「ボッチャ」を体験してもらいました。
スラロームは、車いす(電動、手動)を操作し赤と白のピンが置かれたコースを前進、後進してゴールを目指します。
まずは経験ある学生さんに見本を見せてもらい、さすがの車いす操作に一同感心したところで体験開始です。
電動車いすや競技用(車いすバスケットボール)車いす操作に悪戦苦闘しながらも楽しく体験していました。
続いて「ボッチャ」です。
「ボッチャ」はヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺や四肢の機能障がいの方に向けて考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。2016年リオパラで日本は銀メダルを獲得しましたので知っている方もいるかもしれません。
ジャックボールと呼ばれる白いボールに赤、青それぞれ6球ずつのボールを近づける競技です。
ST学科の1年生は保健体育の講義ですでに体験済みとのこと。軽くウォーミングアップをしてから、ST教員も参加でのボッチャ大会を行いました。
みんなマジ真剣で、1球1球に魂込めて投球していました。しかも体験済みなこともあって上手かったという印象。
盛り上がった結果、時間の関係で優勝は2チームとなりました。
期待のST教員は1回戦突破したものの、2回戦で敗れました…
今回の講義を通じて障がい者スポーツの楽しさを味わえてもらえていたら嬉しい限りです。
そして、そこに関わることができる理学療法士という仕事も素敵な仕事だと思ってもらえたら最高です。
言語聴覚療法学科1年生も素敵な言語聴覚士目指して頑張ってください。
最後にこの状況ですので、体育館内の換気を行い、感染予防に努めながらの体験講義でした。