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医技専OT学科卒業生の活躍

こんにちは!作業療法学科の藤田です!
去る2025年10月12日(日)、第34回鹿児島県作業療法学会が盛大に開催されました。
本学会は、鹿児島県内はもとより九州各地から多くの作業療法士が一堂に会し、日々の臨床実践や研究活動から得られた最新の知見を発表・共有する、学術的に大変意義深い機会となっています。
この栄えある学会において、本校作業療法学科の多くの卒業生が研究発表者として活躍していましたので紹介いたします。

本年度は、8名の卒業生が登壇し、内4名が口述発表、4名がポスター発表を行いました。
各々の発表は、日々の臨床における真摯な取り組みや、地域社会への貢献活動を丁寧に分析・考察したものであり、いずれも作業療法の発展に寄与する示唆に富む内容でした。
卒業生の皆様が専門職として着実に成長し、第一線で活躍されている姿に触れ、教員として身の引き締まる思いでした。

さらに、大変喜ばしいことに、川口さんが「最優秀賞」を、中野さんが「優秀演題賞」、大道さんが「若手奨励賞」を受賞されるという快挙を成し遂げられました。数多くの優れた発表の中から選出されたことは、その研究内容が高く評価された証であり、心よりお祝いを申し上げます。

また、当日は発表者のみならず、多くの卒業生が聴講者として参加しておりました。常に新しい知識や技術を吸収し、自らの専門性を高めようと切磋琢磨する姿勢は、大変頼もしく感じられました。
会場のあちこちで声をかけてくださった卒業生の元気な姿に触れることができ、大変嬉しいひとときとなりました

今回の学会参加を通じて、卒業生の皆さんの輝かしい活躍に大きな刺激を受けるとともに、本校の教育の確かな実りを改めて実感しました。在校生のみなさんにとっても、社会で活躍する先輩方の存在は、大きな目標であり、誇りとなることと思います。

【演題】

  • 肩関節亜脱臼を伴う上肢運動麻痺に対し神経筋電気刺激と促通反復療法を行った急性期脳卒中患者の一例【中村さん】
  • 促通反復療法と電気刺激の併用療法により上肢麻痺が改善した頚髄硬膜外血腫の一例~ADL の拡大を目指して~【山田さん】
  • 橈骨遠位端骨折術後症例における術後腫脹および疼痛が手関節可動域に与える影響【大道さん】
  • リハビリテーション専門職における特別支援学級交流会での活動実践報告【松村さん】
  • 左半側空間無視を呈した症例に対しプリズム療法の介入が更衣動作の自立に奏効した一例【川口さん】
  • 自助具活用と目標指向型アプローチにて短期間で自己効力感と作業遂行度の向上を認めた急性期上肢切断の事例【中野さん】
  • 脳卒中右片麻痺患者の運転再開に向けた作業療法と自動車教習所との連携支援の一例【園田さん】
  • 外来透析利用者への運動指導において COPM を活用して目標設定を行った事例【上谷さん】

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