地域と連携する職業リハビリテーション:鹿児島障害者職業センター見学体験記

私たち作業療法士の仕事のひとつに「職業リハビリテーション」があります。
職業リハビリテーションとは、障害や病気を抱えた方が就職を目指す際の困りごとや課題に対して支援を行うものです。この支援は病院や施設内だけでなく、地域でも幅広く行われています。

本日は「鹿児島障害者職業センター」へ見学に行き、現場での支援活動を学びました。
鹿児島障害者職業センターでは、利用者が安定した職業生活を送れるよう、職業準備やスキルの分析を徹底し、チームでサポートしていることが分かりました。

実際に、スキルアップを目的とした練習メニューや分析内容も体験させていただきました。
体験の中で、学生からも「練習の目的は何か」「こうした状況でどう対応するのか」などの質問が活発に出ており、その姿がとても印象的でした。





(↑ 私も蛇口の組立に挑戦!初めて蛇口を作りました。)

最後に施設の方々から、「将来、皆さんが作業療法士になり、患者様が退院する際には、ぜひ私たちと連携をしていきましょう」という期待を込めたメッセージをいただきました。
貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。