最近、日が長くなってきましたね。
それもそうですよね。もう直ぐ夏至ですよ。
例年であればもう梅雨に入っている時期で日の長さをあまり感じられませんが、今年はそれを強く感じます。
鹿児島もようやく今週末あたりに梅雨入りしそうな天気予報ですね。
さて、診療放射線技術学科のある平川校は鹿児島市の南の小高いところにあります。
結構見晴らしがよく、眼前に桜島と鹿児島市街が見渡せます。
夜景や星空もきれいなんですよ。
地形的なことから、この時期は虹もよく見られます。
これは以前撮った写真ですが、校舎の後ろに二重虹が掛かっています。
ちょっと見難いのですが、内側の主虹と外側に副虹が見えています。
この二つの虹、色の配列が逆になっているのが分かりますか?
普通の虹は太陽光が大気中の水滴などより屈折・反射して見えるのですが、副虹は2回反射しているので、配列が逆になるのです。
色が分離しているのは波長の違いによる屈折率の違いですよね。
小学生でプリズムを使った屈折の実験を思い出す人も多いでしょう。
放射線学科の学生は“波長”と聞いて、“ピクッ”と反応してほしいですね。
できれば、「紫色はだいたい400nm(ナノメートル)」と思ってくれると嬉しい!