小牧先生が学術奨励賞を受賞

先端技術推進プロジェクトチームの小牧先生が、第28回日本医療情報学会春季学術大会(2024年6月13日~15日)の表彰式にて学術奨励賞「優秀HYPER DEMO賞」を受賞しました。
同賞は第43回医療情報学連合大会(2023年11月22日〜25日)において、演題名「Virtual Reality(VR)を活用した多職種連携能力向上のための教材開発とその評価」が高く評価されました。

日本医療情報学連合大会とは、医療情報研究者や携わる方々が、医学・医療の進歩への貢献を目的とした医療情報学に関する研究・教育、技術向上、その他の社会応用の推進のための大きな学術活動の場です。

以下は、小牧先生の受賞スピーチです。

保健医療人材の不足を解決するためには専門職同士の連携を強化することが重要です。
世界保健機関(WHO)も保健労働力の不足に対し、専門職間の連携強化の必要性を指摘しており、国連の持続可能な開発目標(SDGs)でもユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)が提唱され、保健医療人材不足への改善が求められています。日本国内でも、医学・薬学・看護学教育において、チーム医療や多職種との協力・連携が重要視されています。
この多職種連携教育を、複数の領域の専門職を養成する本校において、地理的環境と時間的制約に悩まされずに、医療・ケアの質の向上に寄与出来る教育が出来ないかVRを用いて検証してみました。その結果、一定の成果と可能性を見出すことができました。そして、今回、多くの人に関心を持ってもらうことができ、大変光栄です。