広がる多職種連携の可能性:1年生の授業より

今回、多職種連携の授業には、言語聴覚療法学科が加わり、理学療法学科、作業療法学科と合わせた3学科が合同で授業を行いました。各学科から1つのチームを組み、与えられた課題に対してチーム全員で意見を出し合い、答えを導く活動に取り組みました。

チーム編成は、募集定員の関係から理学療法学科の学生が多めとなりましたが、話しやすい雰囲気をつくり、積極的に話題を振るなど、活発な意見交換が行われていましたよ。

ここで、作業療法学生からの授業感想をご紹介します。

  • 「話し合いの重要性を実感しました」
    人によって意見が違うので、話し合いの大切さを感じました。将来、作業療法士として現場で他職種と連携しながら患者さんを支えるためにも、今回のような練習が役立つと思います。
  • 「新しい出会いと学び」
    グループに女性が一人だけでしたが、積極的に話を振ってもらえたおかげで安心して授業に臨めました。意見が分かれる場面もあり、頭で理解していても言葉にできないときがありましたが、他学科のメンバーと交流し、意見を出し合いながら一つの結論に至れたのは貴重な経験でした。

他学科との交流を通じて他者を思いやる心が育まれることは、将来、医療の現場等で役立つ大切な力です。
これからも対象者を中心に据えた連携力を、4年間を通してしっかりと身につけていきます。

次回の授業では、VRを活用した多職種連携を体験する予定です。
また、その様子もお伝えしますので、ぜひお楽しみに!