整容動作のリハビリテーション:ハンドケアとネイル体験記

整容動作、つまりセルフケアは、日常生活を送る上で欠かせない活動です。
しかし、年齢を重ねたり、体調を崩したりすると、自分自身で行うことが難しくなる場合があります。
特に、歯磨きや爪切り、化粧などの容姿や身だしなみを整える行為は、衛生面だけでなく、社会参加や
自己肯定感を維持するためにも重要です。

本校では、作業療法の視点から、整容動作の支援について学んでいます。
前田先生(先生のご活躍についてはブログをご覧ください)は、エステティシャンの資格も持つ専門家として、
ハンドケアやネイルを通して、美容だけでなく、健康や心の癒しにもつながることを教えてくださっています。

 

1年生は、前田先生から、高齢者の方々へのハンドケアとネイルの基礎技術を習得しました。
ネイルに初めて触れる学生たちも、楽しく施術の方法を学んでいます。

次回はいよいよ実践編!
たすけあい鹿児島様のご協力のもと、実際にご利用者様へ「ハンドケア」を施術体験します。
この実践を通して、個々のニーズに合わせた支援の重要性や、安全に配慮した施術方法を学び、
将来の作業療法士としての成長へとつなげていく予定です。
その様子は、後日レポートでお伝えしますので、ぜひご期待ください。