明日は、どこへ行こう?- 作業療法士と運転支援事業-

日本のひとり当たりの自動車保有台数は、約0.8台と言われています。

皆さんのご自宅はいかがでしょうか?

 

ここ鹿児島県は、公共交通機関が発達していない地域が多く、車社会が根付いています。

そのため、全国平均よりもひとり当たりの自動車保有台数が高いようです。

また、軽自動車の保有台数も特徴的です。鹿児島県は山間部が多く、燃費の良さなどを理由に軽自動車が人気です(一般社団法人 自動車検査登録情報協会データ参考)。

ちなみに、皆さんは何色の自動車が好きですか?

 

高齢者や障害のある方にとって、自動車運転は移動手段としてだけでなく、社会参加や生活の質の向上にも重要な役割を果たします。しかし、加齢や病気による身体機能や認知機能の低下により、安全運転が困難になる場合があります。

 

そのような方々を支えるのが、作業療法士の仕事のひとつである「運転(再開)支援事業」です。

2年生は事例とドライビングシミュレータ「Hondaセーフティーナビ」を使用して、作業療法士が行う運転支援の意義について考えました。

 

「明日は、どこへ行こうか」

 

気軽に車に乗ってお出かけができる社会が生まれたらいいですね。