しばらく近況も挙げておりませんでしたが、作業療法学科では年度末からさまざまな行事がありました。
文字が多く、雑多な記事で失礼しますが、簡単に紹介させていただきます。
3月22日、イギリスで作業療法士をされているロビンソン菜穂子先生から、ご講演をいただきました。
また、4月14日は、フランスでフリーランスの作業療法士としてご活躍されております船越紀子先生よりご講演をいただきました。
ロビンソン先生は、本校2期生の卒業で、鹿児島、東京で作業療法士として勤務され、のちに単身で渡英し、学び直しとして英国で資格の取得をされ、現地でご結婚。現在2児の母でもあり、英国で作業療法士として、ERに勤務されています。
船越先生は、本校の海外研修時の際にお世話になり、1999年作業療法士免許を取得。2008年に渡仏され、同じく学び直しとして、2年間フランスの学校に通い、現地で資格を取得されました。
日本と海外の文化の違いやご自身の取り組みなどをお話しいただきました。
非常に興味深い内容で、学生や職員からも多くの質問が飛び交い、充実した時間を過ごすことができました。
さらに、5月2日から開始される長期臨床実習を前に、指宿浩然会病院で作業療法士として勤務されている中俣先生から4年生に対して特別講義の機会をいただきました。中俣先生は本校の1期生で(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-私の大先輩でもあります。
中俣先生からは、作業療法の専門性と日常の道具を使った介助の方法、また、静力学を交えて持ちあげない介助法をご教授いただきました。
本来道具は人の暮らしを楽にしたり、上手に目的を果たしたりするために用いるものです。
使用目的に合わせて、使用環境に合わせて、使用者の能力に合わせて、介護者の能力に合わせて、意図した利用目的が叶えられる必要があります。
作業療法では特に生活に関わる点から、これらの思いを叶えるためにさまざまな工夫をしていきます。
実習前ということもあり、さまざまな疑問や質問も挙がっていました。
このように作業療法学科では、臨床や海外でご活躍の卒業生にも来校いただき、また、4月には新入生を迎え、さまざまな取り組みを展開しています。
3名の先生方、本校学生のために貴重なお時間を頂戴し、ありがとうございました。
(文責:浅井)