総合(火災・避難)訓練実施

今年も総合(火災・避難)訓練を実施しました。毎年のように自然災害が起きています。今年も元日から大地震、8月末には台風の強風・豪雨被害、先週も台風の影響による豪雨被害が相次いで発生しており、訓練の重要性は増すばかりです。

医療人となる上で大切な災害時の対応について学ぶ機会です。台風14号関連で発生した前線の影響も弱まりやや涼しさも出てきましたが、今朝もまだまだ日差しが強い中、真剣に取り組みました。火災発生の放送を聞いて、皆一斉に校舎外(駐車場)に避難・集合・点呼し、総評を頂きました。

消防隊長の校長からは、実際に災害が起きた時を想定して、将来医療人として働く際に向けて、真剣に、冷静に行動できるように今年も避難時の標語(おはしも)の話などして頂きました。今後医療人を目指す学生としては、守られる側から守る側になるという事をしっかりと意識していかなければならないところです。鹿児島市消防局南消防署隊長からは、消火器についての基本知識(建物には20メートル置きに設置されている事、普段からその場所を意識して置く事)や扱い方(ピノキオ)や注意点(消火器を使用し始めると視界不良となるため、退路方向確認後に消火し始める事、天井まで達する火の勢いの場合は消火よりも避難優先する事)や最近の火災発生原因で増えている点(モバイルバッテリー)などを分りやすく教えて頂きました。医学の学習以外にも大切な学習があります。今日は、医療とはまた別の意味で人命を守る方法を知る大切な学びの機会となりました。鹿児島市消防局南消防署の皆さま、ご協力ありがとうございました。