自分で考え発信することの重要性

こんにちは作業療法学科の藤田です。

今一年生は基礎医学を学んでいます。

一年次では正常な体の状態を学んで、二年次では正常な仕組みに異常が生じた状態(病気)について学んで行きます。

正常な状態が分からないと何が異常なのかわかりませんからね(;^_^A

写真は解剖学の講義前の一場面です。

一人一人課題があり、自分なりに調べて導き出した答えを限られたスペースにまとめます。

それを先生がチェックして下さいます。

今はたくさんの良い文献があります。

さらにはインターネットを使えばあっという間に膨大な情報にアクセスすることが可能です。

その沢山の情報から、より確からしい、求められた回答を導き出すために、最後は自分の頭のフィルターを経由させなければなりません

このプロセスが本当に重要です。

私達の学校では、とにかく、学生さん一人一人が「自分で考えること」を尊重しています。

そのためにはインプットだけではだめです。

インプットしたものをアウトプットして、はじめてインプットしたものが使える知識になります。

アウトプットするには若干のリスク?が伴いますよね。

「間違ったらどうしよう・・・」

「恥ずかしい・・・」

「みんなと同じ答えじゃなかったらどうしよう・・・」

きっと多くの学生さんが自分の考えを表出することに躊躇することでしょう。

こんなことを気にする必要はありません。

学校は間違ってこそなんぼです。

なぜならば、私は、間違いや失敗を通じて人は成長すると確信しているからです。

そもそもアウトプットしなければ失敗も成功もありませんからね。

学校ではおおいに間違って、大いに成長して頂きたいと思っています(^^)

そのような雰囲気を今後も作っていきますね。