自宅からたてわり授業

こんにちは作業療法学科の藤田です。

作業療法学科では毎年、1年生から3年生との合同体験授業、その名も「たてわり授業」を行っています。

作業療法士になるという共通した目標を持った1~3年生が、協力して課題に取り組む過程で様々な学びが生まれます。

今年、作業療法学科ではあたらしい取り組みを行っています。

この「たてわり授業」も10月いっぱいは、オンラインで自宅から参加してもらいました。

今日は、3年生の福吉さんに「身近な高齢者の生活を評価し、その支援についての考察」を報告して頂きました。

今回身近な高齢者として祖母を対象に、その生活状況や、今後どのような生活上の問題が予測されるか、今後も健康的で幸福な生活を送るための方略について、福吉さんの考えを発表してもらいました。

1,2年生にとっては「1,2年時の学習が将来このような形で使えるようになる」という少し先の未来を見ることができたようです。

報告が終わると、簡単なシンポジウムを行い皆さんに聞いてもらいました。

 

そのあと、1~3年生で構成された15グループに分かれ、ディスカッションをしてもらいました。3年生がうまく進行してくれています。

最後にみんなで顔合わせし、1~3年生それぞれ「作業療法観」を発表してもらいました。

それぞれ現時点での作業療法の考えをしっかり言葉にしており、関心しました。

授業後に感想を提出してもらいましたが、皆さんびっちり書かれていて読み応えがありました。

今回の取り組みは、私たち教員側も大変勉強になりました。

福吉さんありがとうございました!