みなさん、こんにちは!
暑くなったり寒くなったり、雨が降ったり灰が降ったりとせわしい毎日が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか?
今回は、言語聴覚療法学科の講義(嚥下障害学Ⅱ)の様子をお伝えしますよ。
実は、言語聴覚士は「嚥下障害」という食べることが難しくなった方々のために、検査や訓練を行うんです。
でもね、ちょっと疑問が浮かびませんか?「食べる瞬間」って見えないじゃないですか。。。。
だから、検査ができないんじゃないのかなって思ったりしますよね。。。
でも、意外なことに、実はそれを見る方法があるんです!
なんと、機械の技術を使って「食べる瞬間」を見ることができるんですよ!
(もちろん、機械がなくても嚥下障害の検査はできるんですけど、より正確な結果を得るためには、機械の力を借りることが必須です)
鹿児島医療技術専門学校には、いろんな学科があります。
その中には、CTやMRIなどの機器を操作する専門家を育てる「診療放射線技術学科」があるんです!
今回は、診療放射線技術学科の新留先生の協力を得て、「食べる瞬間」の撮影について教えていただきました。
さぁ、こちらが「嚥下造影検査」の見どころです!
口の中からその奥(咽頭)を透視して食べる瞬間をバッチリキャプチャするんですよ。なんと驚きです!
もちろん、簡単な検査ではないんですけどね。
この検査には、診療放射線技師、言語聴覚士、医師、看護師といったチームの連携が不可欠です!
では、まずは新留先生から被曝対策やバリウム(造影剤)についてのお話がありました。
実際にバリウムに触れてみたり、防護衣を身にまとう体験もしました!ちょっとスリリングでしたよ!
さて、機器の説明も十分に聞いた後は、教室に戻り模擬患者の撮像を使って嚥下評価を行いました!
実際に見てきたからこそ、イメージもしっかり湧いてきましたよ!
暗い部屋の中でも、みんなの集中力がバッチリでした!
たくさんの学科が存在するからこそ、こんな面白い講義ができるんですね。
さまざまな専門職の役割を感じることができて、本当に貴重な経験でした。
診療放射線技術学科の新留先生、本当にありがとうございました!