こんばんは。作業療法学科の浅井です。
内容は少々長いですが最後までお付き合いいただければありがたいと思います。
今週、3年生は本試験を終え、学生から要望があり、自主的に夏季総合学習を行っています。
これは、1週間の短期でこれまで学んできた知識(インプットされた情報)を他学生と共有し、統合、整理して共有(アウトプット)していくことが目的です。
自分はこれだけ知っているとどや顔をしている学生も実は知らないことだらけ☺
自分の知らないことは他者から学ぶことが一番です。
それに気づくことも大事な経験でもあります。
教室のリーダーの提案で、趣旨目的を説明し、賛同されたグループを7グループ5名で設定し、それぞれのグループ間で、実は知っているようで分かっていなかったことの整理や興味を持っていること(体の構造と働きを示す解剖生理学や自然科学、例を挙げれば、竹から流れ出るそうめん流しを階段に設置してポンプを使わずできるのか!?)など多岐に渡り「創造」し、それに向けてグループの目標である「解決」を目指します。
重ねますが、私や先生方が出した課題ではありません。
彼らが解決したい事項を熟考し、調査する。いわば自由研究のようなものです。
前置きが長くなりましたが、これから社会に出て本当に必要な能力は「アイデア」を出し、チームで「解決」する仲間だということを再認識するよいきっかけなのだろうと思います。
さっそく、リーダーから提案されたことに対し、文献の検索方法や解決法の模索など目的を見失わないようにガイダンスがありました。
学科の先生たちも行き詰ったら時間の許す限り一緒に本を調べたり、解決に向けて導くため協力は惜しみません。
また、たくさんの教室を使うため、診療放射線技術学科、理学療法学科、言語聴覚療法学科の先生方にも配慮をいただき、図々しくも専門教室を貸し出してもらいました。
それらの先生方をつかまえて質問する学生も居りました(*’ω’*)
成人を迎えた今だからこそ、さまざまな経験をしてきた大人から学ぶよい機会にもなっているようです。
この取り組みについては、またブログ内で報告をさせていただきます。
本校作業療法学科では常に将来社会に出ることを見据え、初年次から学習方法の確立に向けて支援するリメディアル教育を行っています。
以下前回投稿がありました1年生の紹介です。
-発信することの重要性-
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
to be continued.