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作業・理学療法2年生:「多職種連携」で考える、80才女性の理想のくらし

今回の多職種連携教育のテーマは、「何のために、誰のために行う多職種連携なのか?」です。この問いをきっかけに、「一人暮らしを続けたいと願う80歳の女性が、どのように安心して暮らせるか」をみんなで一緒に考えています。

― 80歳女性を支える人たちの物語 ―

今回の学びでは、80歳の一人暮らしの女性を支えるご家族や、医療・福祉に関わる専門職の立場を体験するところから始まります。学生たちは、それぞれの登場人物になりきりながら、その人の想いや悩みを想像し、互いの立場を理解することを目指しています。

課題に取り組む中で、たくさんの疑問や不安が出てきます。

たとえば、

「転んでしまったらどうしよう…」というご本人の不安に、私たちはどう寄り添えるのか?

「本当に家に帰れるの?」というご家族の心配に、どんな支援ができるのか?

「どんなサービスが使えるのかな?」という疑問に、どうやって情報を届けられるのか?

時には、意見が食い違うこともあります。でも、それこそが多職種で関わることの大切な一歩です。違う考えに出会ったときこそ、制度やサービスについて一緒に調べ、話し合いを重ねる中で、新しい気づきや、より良いアイデアが生まれています。

一人の暮らしを支えるという、身近で大切なテーマに向き合う中で、多職種と手を取り合うことの難しさやおもしろさ、そして連携の力を実感できるような学びになることを願っています。

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