5か月後の成長した姿をありがとう

鹿児島医療技術専門学校看護学科は、卒業生との交流や繋がりを深めるなど卒業生との関係性の維持はもとより新卒1年目の卒業生サポートを兼ねた卒後教育を通じて、地域および病院施設との連携や学科教育水準維持向上の一環として令和元年4年制看護学科1期生卒業時よりホームカミングデイを開催しています。コロナ禍の時期にはオンラインでの実施もありましたが、一昨年より対面開催を続ける事ができています。とはいえ、実は現在もコロナ感染者数は増加傾向とのこと、十分な感染対策の下、対面開催する事が出来ました。ただ、昨日の日向灘を震源とする大きな地震の影響に続き、一昨日からの線状降水帯発生した大雨により交通機関に乱れがあり、遠方から参加する卒業生は母校まで時間を要したり、残念ながら急遽欠席となってしまった者もいたようです。それでも35名の卒業1年生が集いました!今年も校長の挨拶に始まり、教員は進行役やファシリテーターとして参加。そして、卒後4~6年目の先輩8名にも模擬患者役およびアドバイザーとして参加協力して頂きました。



本日のホームカミングデイ前半は、「ねぇねぇ聞いてタイム」と題して、成長ツリーを利用して、懐かしい仲間と和気藹々近況報告をした後は、今年初めて働いてみて、楽しかったこと、うれしかった事、そして遭遇した困り事や日々の悩みなどを語り合い共有共感した結果、リフレッシュできてモチベーションもあがったようでした。



後半は、夜勤を想定した学びが待っています。すでに夜勤を経験した新人卒業生もいるようですが、外来勤務であったり、病院ごとの新人教育の課程の進行状況によっては、未だ経験していないという新人卒業生もいる中、シミュレーションを通じて自身の看護実践能力を確認でき、自己課題にも気付けることで、看護師としてのプロフェッショナリズムを高める事が狙いです。卒後5か月の新人卒業生が「ねぇねぇ聞いてタイム」で和気あいあいと交流をしている間に卒後4~6年目の優秀な先輩方8名が集結!、模擬患者になりきる為の綿密な打ち合わせをして、そして、模擬患者様に成り切る為に万全の変身と患者様情報をインプットして、新人卒業生がドキドキしながらやって来るのを平常心で待ち構えてます。もちろん、いつもの実習室とは違います。真っ暗になるように入り口も窓も黒いフィルムでバッチリ光をシャットアウトして準備万端。













さあ、夜勤巡視シミュレーションの始まりです。模擬患者の仮想条件をもとに行動計画立案とブリーフィングを行い、患者役になりきった先輩たちを相手に夜勤で必要な対応を行いました。その後にはデブリーフィングを実施し、新人として今後直面するであろう課題解決の方策について学びを深めました。特に先輩からの暖かいフィードバックは、新人卒業生のやる気を高めてくれますね。たった5ヶ月しか経っていないのに、患者様の細かな変化や大事なポイントに気づくことが出来た1年生に先輩も驚くほどでした。環境のや患者様ニーズの大切さなどに気づいた1年生にはお褒めの言葉もあり、そして患者様の様子からどのように優先順位をつけるかなど先輩からの有難いアドバイスもありました。
























2つの体験学習の後は、本日参加協力してくれた先輩卒業生たちと交流会。今年も更に深い学びが出来ました。今後も卒業生同志の絆を深めて頑張って行って欲しいものです。






やはり、対面で実施すると緊張感も違うし、喜びも一入です!
最後はみんなで集合写真!! いい笑顔 !(^^)!


また、来年も対面実施できる事を願っています。
今日参加してくれた1年生と先輩達、また明日からの仕事頑張って下さいね。
<今日の様子は、後日、インスタにもUP予定です。見てね>
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