
こんにちは。作業療法学科の鎌田です。
精神科の作業療法では、悩みを抱える人々をサポートするために、さまざまな方法でこころの状態を評価してゆきます。その中の一つに「作業面接」という方法があります。
この作業面接は、対象者が実際に作業を行う中で、どのような心理状態かを推測してゆく方法で、普通の面接(カウンセリング)だと緊張してうまく話せない人でも、リラックスしやすく、評価がしやすくなる特性があります。
また、病気の種類や回復に応じて、「構成的作業面接」や「投影的作業面接」など、使いわけながら評価をおこなっていきます。

もし心理面の評価方法に興味があれば、ぜひ精神科作業療法についても関心を持ってみてください。