1年生の共通基本技術Ⅱの授業では、コミュニケーションについて学習しています。今日は、患者さん役で4年生に協力してもらいました。1年生は、緊張しながらも楽しく演習しました。振り返りでは、4年生からアドバイスも頂きました。さすが4年生です。実習での経験から多くの学びを得ていて、立派に的確なアドバイスをしていました。
今日は3年生の話題です。小集団への健康教育演習がありました。2クラス合同で12グループに分かれての発表は、なかなか見ごたえがありました。「それいけ ハブラシマン!」は対象者が幼児という設定で、とても具体的でわかりやすかったです。
「夫婦で子育て~妊婦体験~」では男子学生が妊婦になりきって演じてくれました。高校時代新体操部だった彼ですが、いつもの軽やかなバックテンを封印し、ぎこちない動きで、ゆっくりおなかをいたわりながら起き上がってくれました。
「血圧正常で歓喜!!~高血圧予防のために~」では、塩分量の違う袋を準備し、一日に必要な塩分量を選んでもらうクイズなどを取り入れ、対象者が飽きずに参加し、自分のからだを考えられるよう工夫をしていました。
そして最後は参加者全員でおたっしゃ体操!!しっかり忠実に踊ると意外にカロリーを消費する上、頭も使うことがわかりました。
あっという間の2時間。たのしい演習でした。
ところで、高校生のみなさん。来る6月23日(土)、オープンキャンパスがあります。今回は看護師体験だけでなく、なんと、患者体験もできるスペシャル企画です。ぜひ、お越しください。
看護学科の先生たちが本を出版しました。
その名も ❛クイックノート ❜
実習に欠かせない必須アイテムが、ポケットサイズになって新登場!
小児、母性、精神実習の心強い味方。これさえあれば、百人力間違いなしです!
実習は私たちにとっては学習の場。でも、患者さんにとっては「生命をかけた生活の場」です。病気のため、つらい、不安な日々を送っている患者さんがいるのです。そこで実習させていただくのだから、しっかり準備をしなくてはね。
小児実習では、今、受け持ちの子にとって何が大変か、一番つらいことを考え、具体的な援助を実践していきます。
母性実習では、生命の誕生の場面に立ち会い、看護の喜びを知るとともに、女性の一生を通じた健康の保持・増進、疾病予防を目的にした看護活動を学びます。
精神実習では、患者さんが症状を軽減して社会生活へ適応するための支援を考えていきます。
監修をして下さった池西静江先生は、この本を携帯しておけば、きっと安心と太鼓判を押してくださいました。
先生たちの熱い思いを胸に、これからの実習、頑張りたいと思います。
本番さながらの演習をしました。
先生方が、手術直後の患者さんの状態をリアルに再現してくださり、本番さながらの演習ができました。
まだ麻酔が残っている状態で、患者さんの反応は夢うつつ。声をかけながら全身状態の観察です。
少し脈が速いかな~。あっ、不整脈だ。〇〇さん、ドキドキしませんか?
ここから、エキスパートナース、今村先生登場!手術直後の観察ポイントをひとつひとつ質問&発問しながらレクチャーしてくれました。
患者さんをイメージしながら、私たちにできる看護を考えます。患者さんの気持ちに寄り添いながら、どんな言葉をかけたらいいのだろう。
傷が痛い。気分が悪い。頭が重い。体がだるい。
つらい、つらい患者さんの気持ちを想像してみる。
う~~~ん。改めて看護は奥が深いな~。
5月26日、今年度初めてのオーキャンです。
今年のサポーターは私たち2年生です。
「初めてのおてつだい」にちょっぴり緊張します。
始めに模擬授業!iPadを使って嚥下のメカニズムを動画で見た後、実際に首を上げたり下げたりしてお茶を飲んでみました。普段、何気なくしている行為には根拠があり、食事のときに姿勢を整えることがいかに大事かがわかりました。お昼からは、実際にとろみをつけたコーヒーでチャレンジ!危うくのどにひっかけそうになりました。
次に沐浴の体験。生まれたばかりの赤ちゃんって、こんなに小さいんだ。抱っこしたら壊れそう。優しく、そっと抱き上げて、大事に大事に。
久しぶりのお風呂に気持ちよさそう。表情もすごくかわいい。でも、そろそろ腰が限界。意外に体力が要るかも。
次は手洗いチェック。ピカピカに洗ったから完璧のはずだけど・・・。まだ、バイキンマンがいたとは・・・。敵もしぶといな~。
最後にみんなでフィジカルアセスメント。体の中で、いろいろな音がしている。人間のからだって、本当に神秘的だわ~。
あっという間の1日。いろんな体験で、看護学校でどんな勉強をするのかが少しだけわかったかな。次の
オーキャンは6月23日。みなさん、遊びに来てくださいね。
神聖なる看護実習室で、初めての技術演習がありました。
患者様は、1日中ベッドで過ごされています。
少しでも快適に過ごしていただくために、私たちにいったい何ができるのでしょうか。
ナイチンゲールは看護覚え書の中で、「こまめにシーツ交換をします。肌触りなど、患者さんに合った寝具であることも重要で
す。」と述べています。患者様を想像しながら、できる援助を考え、実施することが大切ですね。