スプリントを作ってみた!

こんにちは!作業療法学科の四元です★

3年生の授業で「義肢装具学Ⅰ」があります。
この授業では、対象者のからだの動きと状態に合わせて作業療法士が作成するスプリントを、作成から確認作業まで学びます。
ではスプリントとは???
何かしらの原因で炎症が生じている場合に安静を目的に使用したり、日々行われるリハビリの効果をさらに発揮するためにハイブリッド的に使用したりと、ひとりひとりのからだと使用目的に合わせて作成する補装具のことをいいます。
今回は、親指と小指どおしを合わせることのできない対象者の手の機能を改善することを目的に「短対立スプリント」を作成します。
作成方法は、プラスチックのような素材を、お湯につけると透明に変化します。
この時が、成形のタイミングなのでお湯から取り出します。すると、びよ~んと伸縮性のある素材なので、対象者の手の大きさや形に合わせて作り上げます。
しばらくすると、目的通りの形に固まります。
みんな、イメージ通りに作成ができたかな?

学生サポーター大活躍のオープンキャンパス

こんにちは。作業療法学科の松野下です。

7/11(土)のオープンキャンパスは、県内の感染拡大により急遽中止となり残念でした。

本日は、コロナ渦中ではありますが、対策をしっかりと行って実施しています。

暑い中、多くの方が参加してくれました。

特に今日は学生サポーターによる「ぷらむ鹿児島 Let’s 脳トレ」体験企画も行われ、社会的距離を保ちつつ、楽しんで頂きました。

 

その他、「ヒンメリを作ろう」「ドライビングシミュレータ体験」を実施しました。

 

来週8/1(土)も開催されます。来週も学生サポーターが協力してくれる予定です。

進路に迷っているあなた、是非、気軽に参加してみて下さい。

7/11のオープンキャンパスに来ませんか?

こんにちは作業療法学科の藤田です。

7/11のオープンキャンパスでは以下の企画を準備しています。

「作業療法士のすご技」体験

作業療法士は生活行為(作業)のプロフェッショナルです。

「こころ」や「からだ」に問題があって、生活行為に支障をきたしたとき、

 

作業療法士の出番です!

 

作業療法士は主に以下の4つの手段で問題を解決していきます。

①生活行為の問題を起こしている「からだ」、「こころ」の問題にアプローチ。

例)手が動きやすくなるように

例)落ち着いた気持ちで取り組めるように

 

②生活行為の方法にアプローチ。

例)片手でもできる動作のやりかたを提案

例)疲れにくく、安定して行える動作の方法の提案

 

③道具を使ったり、環境を改善して生活行為の問題にアプローチ。

例)体の動かしずらいところを補う道具

例)お薬を小分けにして飲み忘れのないように

例)生活行為を行う環境の調整

 

④支援する方や周囲の方に対するアプローチ。

例)対象者の生活行為の問題を理解してもらうよう助言や講習等を行う

 

今回は、作業療法士が問題解決するプロセスを体験してもらうプログラムを用意しました。

この体験で、きっと作業療法の面白さと、その可能性に心ときめいて頂けると思います★

自動車運転評価を体験

もう一つは自動車運転評価体験プログラムです。

こちらも興味深いですよ~。

本校には最新の運転評価システムが配備されています。

作業療法士がどのように運転評価を行うのか体験して下さい★

 

手づくりアクセサリー体験(持って帰れるよ♪)

遊びながら、レザークラフトの治療的活用を一緒に考えてみましょう★

最後に、作業療法の作業について、書いたブログがあります。

良かったら見て来て下さい(^^)

 

追伸

昨日はすごい大雨でしたね。

学生さんは自宅待機の指示が出て、急遽、遠隔講義にシフトです。

もう学生さんも教員も、すっかり慣れてしまいました。

これからは、当たり前の光景になるかもしれませんね。

今後も皆さんの学びがストップしないよう邁進していきます。

オープンキャンパス開催

こんにちは。作業療法学科の松野下です。

梅雨の大雨で、JRも遅延する中、予約して頂いていた多くの参加者が直接来校しての本年度初オープンキャンパスが開催されました。m(__)m 雨の中の参加ありがとうございました。m(__)m

3密を避ける対応を行っての実施なので、以下の点がこれまでと異なります。

①身体を直接触る等の実技が出来ない。為、今日はドライビングシミュレータ実習(交代時ごとにアルコール清拭)、AMPS評価体験、こころの模擬授業(グループワークは2m以上の距離をとって)を行いました。

②密接な状況で喋れない。※よって、これまで行ってきた昼食時の楽しい会話も禁止。食べ終わってから、マスクを着用して質問に答えたり、雑談をしたりしました。

初の制限だらけのオープンキャンパス。それでも、やっぱり直接のオープンキャンパスは教員も楽しい・嬉しい。参加してくれた高校生も楽しいようで、笑顔がいっぱい、集中している姿が見られました。

次回は7/11です。次回からは、本校在校生の学生サポーターも協力してくれます。リハビリに興味ある方、作業療法って何だろう?って思っている方、是非、気軽に参加してみて下さい。

 

作業療法士は「手」を詳しく評価します

こんにちは。作業療法学科の藤田です。

今日は「作業療法評価法」という講義の一コマを紹介します。

「作業療法評価法」では、

作業療法の対象がどのような状態にあるか?

何が原因で問題が起こっているか?

等を評価し、適切な作業療法が行えるよう、その知識や技術を学びます。

今回は、「手」の機能を評価します。

作業療法士は「作業」を用いたリハビリテーションを行いますので、

必然的に「手」の回復にかかわる機会が多くなります。

 

※作業療法士は「手」、理学療法は「足」というイメージがあるかもしれませんが、

 これは正しい認識ではありません。

 理学療法士さんも必要に応じて「手」の機能にかかわりますし、その逆も然りです。

 

「手(指)は第二の脳」といわれるほど、脳の中で広い領域を占めています。

時間があったら以下のキーワードを調べてみてください(^^)

 #ワイルダー・ペンフィールド

 #ホムンクルス

 

また、前置きが長くなってしまった(;’∀’)

すみません、講義紹介をば💦

これはAction Research Arm Test;ARATという、世界標準の上肢機能評価です。

何やら色々とパーツがありますね。

向かいの学生さんが実際にテストを受けています。

木の球を握って持ち上げようとしていますね。

 

 

こちらは簡易上肢機能検査(Simple Test for Evaluating Hand Function;STEF)です。

日本で最もスタンダードな上肢機能の検査方法の一つです。

なんだかボードゲームを彷彿させますよね(^^)

学生さんがタイムを競っています。

 

 

 

これは、脳卒中上肢機能検査(Manual Function Test; MFT)です。

検査結果(回復過程)を統計的に分析しリハビリテーションのプログラムをたてる際に役立ちます。

 

どの検査も特徴があって、学生さんも楽しみながら実施していました。

特にタイムアタックは燃えますよ。

これらの検査はオープンキャンパスでも体験できます★

自助具をつくるぞ!

こんにちは(^^)/ 作業慮法学科教員の原田です♪

さて、今日は作業療法学科2年生による福祉住環境学の授業の一環、

「自助具作製」の模様を報告します。

 

 

自助具とは、そもそも『心身機能・身体構造上の理由から、

失われたもしくは不十分な機能を補い、

生活上のいろいろな動作を可能な限り容易にし、

自立へ導く道具である』と言われています。

作業療法を学ぶ上で学習しておくべき項目です。

病気についてはまだ履修が不十分な彼らですが、

受動的でなく、自ら考え行動を起こす良い機会になったのではないかと思います!

今回、6グループでそれぞれ作品が被らないようにして、

今日までの間に1,000円未満という低コストで良いものを仕上げるコンセプトの下、

材料を購入してきました。

2コマ(1コマ:90分)使用しそれぞれ協力しあって頑張りました( `―´)ノ

こちらは、片手で靴紐を結ぶことを助けるための自助具ですね☆彡(作製途上)

こちらは片手でジッパーを扱えるようにする自助具(作製途上)

こちらはお菓子…(;^_^A ではなくてここから加工し、

薬の錠剤を簡易に取り出すことができるようにするための自助具ですね!

しかし2コマ使用しても完成していないため、

完成品がUPできず申し訳ない(m´・ω・`)m

残りは空いたコマなどを利用して完成させることでしょう♪(^^)/

さまざまな作業経験が人を成長させます!

柔軟な発想力と、いざ実践してみての現実的な問題など、

乗り越えるためグループで力を併せていきましょうね♪

大雨で学校に来れない。。。

こんにちは、作業療法学科の藤田です。
梅雨本番ですね。
今朝からすごい大雨です。


鹿児島医療技術専門学校平川校はここにあるので、

電車が止まってしまうと通学に困ってしまうことがあります。

今朝は大雨の影響で、日豊本線が運転見合わせとなってしまいました。

ほとんどの学生さんは登校できましたが、一部の学生さんは登校できていません。

登校できない学生さんは、オンラインでの受講に切り替えです。

急展開ですが、来校された講師の先生も快く対応して下さいました。

学生さんもすぐに対応しています。

これまでの経験が生きている!

 

通常講義とオンライン講義のハイブリッド。

オンライン講義の経験は、災害時にも応用が効きました。

これから、雨の多い季節。梅雨があけると台風も来ます。

でも、これからはいろいろな選択肢を持てそうです。

学生さんの学びがストップしないよう様々な提案を行っていきますね★

 

ちなみに写真は学校の裏山。

この時期は新緑が綺麗で、いつもなら烏帽子岳も見え、癒しの景色を提供してくれます。

でも今日は、靄がかかって、まるで密林・・・

 

けど、なんだか幻想的な雰囲気。

うん。

これも悪くない。

空が灰色ですが、この後ろには山が広がっているんですよ。

見えないでしょ?山が。

それくらい、濃い霧が出てます。

「身体の仕組みセミナー」開催中

おやっとさぁ、作業療法学科の四元です。

1年生は学校生活4週目が終わろうとしています。
やっと、やっと学校生活に慣れたところですが、早速、前期試験対策が始まっています。

さて、1年生は4月より「身体の仕組みセミナー」を受講しています。
この授業では、リハビリテーションで必要な技術等を行う時に必要な身体の仕組みと動きに関する「解剖学」「生理学」「運動学」の補習を行っています。
学生のペースに合わせて行う授業なので、大変ゆっくりではありますが、学生同士でもお互いの弱点を補いながら前へ進んでいる印象は受けます。

先月末より骨について学んでいます。

1回目は、そもそも骨は体内で、どんな働きをしているのだろう?
を考え、2回目は全身ばらばらの骨標本をあれや、これやと皆で話し合いながら組み立てました。

私は答えを知っているので、あ~惜しい💦
とか
「そうなるかぁ」
と言いながら学生が組み立てる骨の数々を確認作業。
本日は、肩甲骨・鎖骨・上腕骨のトレース作業をしました。
骨標本を見て、
「これはどうやって作るんだろう?」
とか、
「俺の腕より長いじゃん💦」
「肘を曲げると上腕骨はどうなるの?」
と話ながら上腕骨を眺めたり、動かしたり。
形を知る作業も大切なので、トレース中は自由に触って、感じたことを自由に発言していましたよ。
来週は肩甲骨を知ろうの回です。

また、機会があれば1年生の学習の様子を報告をしますね。

本日まで?快晴☀

こんにちは、作業療法学科の藤田です。
梅雨入りのはずですが、今日はすごい青空!
枕崎の病院に、内科学を講義してくださる先生をお迎えに行く道中、
一面の茶畑と薩摩富士(開聞岳)の景色が目に飛び込んで来ました。

今まさに旬な景色!

思わず車を降りてしまいました(;^_^A

いやぁ、絶景です・・・
鹿児島、たくさんいいところがありますよね~

皆さんにもお裾分け。

私と作業療法について語ります

こんにちは、作業療法学科の藤田です。

鹿児島県作業療法士協会では作業療法の広報誌を出していますが、

今年度の広報誌に私が掲載されましたのでご紹介いたします。

私の考える教育、作業療法の魅力等を語っています(;^_^A

作業療法は本当に奥深く、面白く、素晴らしい仕事だと思います★

少しでも作業療法士について興味を持っていただければ嬉しいです。


IDDOT magazine vol.2より引用

https://kagoshima-ot.jp/category/ot-life/