講義紹介(作業療法の実技の授業)

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こんにちは、作業療法学科の藤田です。

今日は新2年生の実技の講義が始まりましたので紹介します。

1年生の時は基礎医学を座学でみっちり受講しているので、

実技演習は新鮮な気持ちで受講しているようです。

普段眠たそうに受講していた学生さんも、この講義では目がしゃっきり( ´艸`)

この講義は、作業療法士が作業療法を実施する上で、

クライエント(患者さん)の状況を評価するための技術を修得する「作業療法評価法」という講義です。

病院に行っても問診をして評価(検査)をしますよね。

症状の原因を特定してから治療を開始するわけです。

作業療法も同じです。

作業を阻害する原因を特定して、その支援方法を検討します。

やっと、本題、前置きが長いんですよ私(;^_^A

今回は、バイタルチェックの演習でした。

バイタルっていうのは、生命の情報ですね。

心臓の働きとか、呼吸の状態とかをさします。

今回は、その中でも血圧や脈拍をチェックしています。

作業療法が必要なクライエントは病気をお持ちの方が多いです。

作業療法を行うときには、リスク管理に十分に配慮しているんですよ。

作業療法を行って、状態が悪くなったら元も子もありませんからね💦

こういう実技は、ただ黙々と行ってもプロとは言えません。

今日は寒いですねぇとか、雑談を交えながら和やかに安心できる環境を作っていきます。

心の状態がバイタルサインに与える影響って大きいんですよ。

作業療法にかぎらず、リハビリの世界では患者さんとの信頼関係がとっても重要になります。

そのような点も配慮しつつ、技術も高めていっているんですね!

この学生さんたちが臨床に立つ日が楽しみでーす。

 

精神障害の講義で障害について考えてみた

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こんにちは、作業療法学科の松野下です。

4/7(火)は、作業療法学科2年生の精神障害Ⅰの初講が行われました。

精神障害を理解する前に障害とは何かについて考える講義でした。

講義中に視聴した知的障害を持つ方の動画について感想文を書いてもらいました。学生Aさんの了承を頂き、感想文を紹介します。

動画を視聴して、私は、障害を抱えている本人の、「自分ができることをしよう」という、ひとつひとつの前向きな行動が、障害を抱えていることを自分の強みにしているように見えて、とても魅力を感じました。

私の障害に対する今までのイメージは「怖い」や「関わりにくそう」など、マイナスなことばかりでした。しかし、今回の動画や、1年次の見学実習を通して、まわりの人(自分たち)の接し方の工夫ひとつで、その人を助け、大きな力になることを知りました。

また、まわりに協力を得て、経験を重ねていくことで、それがその人の自信に繋がります。これを踏まえて、しっかりとその人を理解すること、その人らしさを引き出し、信頼関係を築いていくことなど、困っている人が助けを求めやすい環境をつくっていくことが必要だと思います。

そして、障害を抱えていることを、マイナスに背負わなくてもいいような優しい世界にみんなでしていくことが大切だと私は考えます。

 

初回の講義で障害について感じて欲しかった事をよく受け取ってくれた感想文でしたので紹介させていただきました。

我々は何事においてもそうですが、知らないという事で、不安や不信、そして恐怖などを感じてしまいがちです。

障害をもつ方々を理解するには、接することが一番ですが、最近では、テレビやネットにも素晴らしい動画があります。このタイミングだからこそ、知る機会を増やしてみましょう。

作業療法学科の学生の活躍♪第二弾♪

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こんにちは。作業療法学科3年担任の浅井です。

今日は3年生吉井美穂さんの紹介をさせていただきます。

進路に悩む学生はぜひ最後まで読んでくださいね。

吉井さんは過去にも数多くの入賞を果たしています。過去の記事はこちらです。

https://www.harada-gakuen.ac.jp/igisen/学生の活躍/

https://twitter.com/igisenot1996/status/1048127432761307136

リンク先は2018年度、2019年度のものです。

 

吉井さんは中学校から弓道を始めました。

弓道は技術面を鍛えることはもちろんですが、集中力や忍耐といった精神的な面においても上達するにつれて、自己の人格を磨くことが必要だと気づくようになるそうです。

九州大会では、熊本、宮崎、福岡県などから、老若男女制限なく参加し、「都城弓まつり」として多くの参加者が集う大会でもあります。

高等学校に在籍しているときは、インターハイにも出場を果たし、2年生のときに全国選抜(名古屋)として活躍し、団体競技で5位に入賞しました。

3年時の最後のインターハイでは、個人団体を予選2位で通過し、団体(5人チーム)では予選決勝リーグまで進出し、惜しくも入賞は逃したものの秋の愛媛国体では遠的で準優勝、個人競技では遠的4位入賞という成績を残し、進路を決定する際にも、弓道の道で進学するか悩んだようです。

最終的には弓道で培われた社会性を大事にして、さまざまな人と関わり、何か社会に貢献したい、自身の親兄弟のように医療従事者に就きたいという思いが強くなり、本校を受験してくれました。

昨日は入学式がありましたが、2年前、学校長を目前に入学生代表として、学校の新入生代表宣誓をきっちり務めあげ、引き続き弓道を楽しみながら、学業もこなし、まさに文武両道で活躍している学生のひとりであり、担任から期待のエースとお墨付きです。

過去の記事を含め、担任、副担任とは、兄弟(本人曰く言い過ぎ!?)親子関係のように仲睦まじく毎日を楽しんでいるそうです。

写真は副担任の鶴田先生のオブジェ↓

入学後も、練習成果を発揮し、積み上げた成果から国体強化選手に選ばれ、1年次(2018年度)は福井国体で団体準優勝、2年次(2019年度)は茨城国体で団体優勝という立派な成績を残し、今年度は鹿児島国体の強化選手にも選ばれています。

新型コロナウイルスにより、鹿児島国体開催については検討されていますが、自分を見失うことなく、日々努力を惜しまず精進しています。

令和2年度作業療法学科入学式

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こんにちは作業療法学科の藤田です。

今日は桜満開の中の入学式です。

天候も最高!

コロナウイルスの感染拡大に最大限配慮しての入学式です。

各学科に分かれて入学式が行われました。

そのような中、見て下さい。

本校の作業療法学科4年生の粋な計らい・・・

さすが作業療法士のたまごですね★

これは、入学式が行われた講義室です。

入学生代表宣誓の一場面。堂々として立派です!

ちなみに、こちらは新一年生の担任の四元先生です。

担任の先生って気になりますよね~w

ちょっと画像が遠いので、後日四元先生も紹介していきますね。

さて、

その後、教室に戻るのですが・・・

4年生すごいです(;^_^A

抜かりなし。さすがに私も舌を巻きました。

「喜んでもらいたい」という気持ちが素晴らしいですよね。

この気持ちが作業療法士として一番大事な資質だと思います。

 

新入生おめでとう!これからがんばるよー!

そして、4年生ありがとうございます!!

 

医技専では作業療法士になるためにどんな勉強をしていくの?

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こんにちは作業療法学科の藤田です。

作業療法士になるためにどんな勉強をしていくのか?

って気になりますよね。

高校で生物少しかじったくらいで、医療の事とか全然わからないんだけど、大丈夫なんだろうか?

とか、

作業療法って仕事何となくわかったけど、どんな勉強していくんだろ?

とか、

そもそもまったくゼロの状態でついていけるのか・・・

とか、不安だらけですよね。

 

結論から述べると

医技専の作業療法学科では、医学の知識ゼロからでも作業療法士になるためのカリキュラムがしっかり組まれているので大丈夫です。

図のように1年次から4年次までステップアップしていくカリキュラムが組まれています。

とさらっと言いましたが、これだけの量ですので、4年間じゃないとちょっときついですね・・・

 

1年次は体の仕組みや成り立ちといった基礎医学の科目から、文学や日常英語、社会学等の社会で必要とされる一般的な知識を学ぶ科目も沢山あります。

次回からさらに深掘りして、どんな事を学んで行くのか紹介していきますね。

厳戒態勢で新年度の講義が始まりました

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こんにちは作業療法学科の藤田です。

コロナウイルスが世界で猛威をふるっています。

日本も例外ではありません。

この国難に国民全員が対峙していく必要があります。

このような中ですが、厳戒態勢にて講義が始まりました。

出来うるすべての対策をとっての開始です。

幸い皆元気に登校しており一安心です。

皆マスク姿で、距離を離して座っています。

窓も開けているので教室や講義室も寒いです。

早く、収束することを祈るばかりです。

ちょっと気休めに学校の駐車場に出ると、本校の桜も咲き始めてます。

まだ満開ではないです。

きっと入学式の時には満開を迎えるのではないかぁ~

写真は今日撮った、桜島と桜。

作業療法学科の教務室前

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こんにちは、作業療法学科の藤田です。

今日は本校の作業療法学科の教務室の前を紹介します。

教務室の前にはずらーっと写真が並んでいます。

先日のブログで作業療法はオーダーメイドだと書きましたが、まさにそれを表現する写真です。

ちなみに、この写真の作業療法士は学生さんで、クライエント(患者さん)は教員なんですよ。

中にはベテラン作業療法士の風格を醸し出している学生も(汗)

学校に来られる様々な方々がこの写真を見て下さいます。

オープンキャンパスに来た際には、ぜひ立ち寄ってほしい場所の一つです。

作業療法の可能性とその魅力が感じられると思います。

作業療法士の「作業」って何?

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こんには、作業療法学科の藤田です。

作業療法の作業ってどんな意味か分からないですよね。

人によっては農作業のような作業をイメージする方も多いと思います。

今日はすこし作業について述べてみます。

作業療法の作業とは

 

個人にとって意味と目的のある行為です

 

おいおい抽象的だな!と思われるかもしれません。

一言で語ることが難しいのが作業です。

そのため、なかなか社会での認知が広がりません(;^_^A

もう少し具体的に述べてみます。

朝起きて、顔を洗い、食事をとり、身支度をして学校に行き、勉強し、友人と談笑し、放課後はクラブ活動やアルバイトに勤しみ、週末はレジャーを楽しむ。

このように普段あたりまえに行っている、あなたにとって特有の意味と目的のある活動を作業(生活行為)と呼んでいます。

これらが一つでもできなくなったことを想像してみて下さい。

不便じゃありません?生活が成り立たないですね。

そして、何よりも楽しみが減ってしまいますね。

いずれはあなたらしさを見失ってしまうかもしれません。

 

作業療法ではからだの不自由さや、こころの問題で、作業がうまくできなくなった人や、そうなることが予測される人に対して、再び主体的で自身が望ましいと思う生活が行えるように、作業を用いて支援します。

 

一人一人作業は違いますので、作業療法はまさにオーダーメイドです。

 

私たち作業療法士は

作業を通して健康と幸福の増進を図ります。

 

作業療法士は「病気やケガ」に限定して支援を行っているのではなく、「作業」に対して支援を行います。これは私たちにとって非常に重要な視点ですし、そこに作業療法の魅力や面白さがつまっています。

リハビリテーションでは「人としての尊厳を取り戻す」ことも重要な支援になります。作業療法では人の生き方をとても大切にするんです。

 

この話題については、また事例を踏まえながらお話ししたいと思います。

ちょっと真面目な話になりましたが、最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました。

 

 

作業療法学科の紹介(自動車運転の評価)

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こんには、作業療法学科の藤田です。

現在、「みる」オープンキャンパスという企画を行っており、その中で作業療法学科の教員が作業療法の紹介等を行っています。

その第二弾です。

今回は藤田も登場していますw

本当に一発撮りで、ちょっとおかしな説明もありますが大目に見てやって下さい(笑)

作業療法学科の設備紹介②(ドライビングシミュレータ)

作業療法学科のお仕事紹介(目に見えないものの検査?)

鹿児島で働く作業療法士の紹介

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こんには、作業療法学科の藤田です。

今日は鹿児島で実際に働く作業療法士の紹介をします。

鹿児島には鹿児島県作業療法士協会という団体があり、鹿児島で働く多くの作業療法士が所属しています。

皆さんも実際に作業療法士がどんな仕事をしているのか知りたいですよね。

特に、鹿児島で働く作業療法士がどんなお仕事をしているのか知りたいのではないでしょうか?

こちらに鹿児島の作業療法士を取り上げたパンフレットがあります。

これを見て、少しでも作業療法士に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

パンフレットはこちらから