評価臨床実習を前に:VRで学ぶ早期リハビリとチーム医療の連携

3年生は11月中旬より、評価臨床実習が始まります。
この実習では、各学生が担当する対象者を受け持ち、さまざまな検査結果をもとに、
具体的なリハビリテーションゴールと作業療法プログラムを検討します。
そのため、カルテの閲覧や、対象者の治療を支える関連職種からの情報収集が重要です。

今回、実習に先立ち、VRを活用した事前学習を行いましたよ。
動画では、急性期病棟でのリハビリテーションの様子や、飲み込みの検査を行う場面が紹介されており、
早期からのリハビリテーションの重要性と、チーム医療の役割について学びを深めることができました。

より 麗しく!

就職専門部署キャリアセンター身だしなみやマナー指導の一環として今年から始まったスペシャル・ビューティー講座も今回で第3回目となりました。本日は、作業療法学科4年生の女子学生が対象です。普段、化粧をほとんどしないという学生も多い為、前田先生に化粧道具を借りて、初めて見聞きする手順や道具類、知らなかったテクニックの数々を学ぶことができました。座学部分も熱心に聞き入って、自身を美しく見せるだけでなく、患者様にいかに情報提供できるかという副次的な学習にもなりました。

今日獲得した笑顔・麗しさは、明日からの就職活動、そして、春から社会人として過ごす毎日にも存分に活かされる事でしょう!

<学校の様々な様子は、インスタにもUPされています。見てね

医技専インスタグラム(←クリック)

整容動作のリハビリテーション:ハンドケアとネイル体験記

整容動作、つまりセルフケアは、日常生活を送る上で欠かせない活動です。
しかし、年齢を重ねたり、体調を崩したりすると、自分自身で行うことが難しくなる場合があります。
特に、歯磨きや爪切り、化粧などの容姿や身だしなみを整える行為は、衛生面だけでなく、社会参加や
自己肯定感を維持するためにも重要です。

本校では、作業療法の視点から、整容動作の支援について学んでいます。
前田先生(先生のご活躍についてはブログをご覧ください)は、エステティシャンの資格も持つ専門家として、
ハンドケアやネイルを通して、美容だけでなく、健康や心の癒しにもつながることを教えてくださっています。

 

1年生は、前田先生から、高齢者の方々へのハンドケアとネイルの基礎技術を習得しました。
ネイルに初めて触れる学生たちも、楽しく施術の方法を学んでいます。

次回はいよいよ実践編!
たすけあい鹿児島様のご協力のもと、実際にご利用者様へ「ハンドケア」を施術体験します。
この実践を通して、個々のニーズに合わせた支援の重要性や、安全に配慮した施術方法を学び、
将来の作業療法士としての成長へとつなげていく予定です。
その様子は、後日レポートでお伝えしますので、ぜひご期待ください。

秋空に響く声援と笑顔:こまつばら幼稚園の運動会をサポート

秋といえば運動会。
本日は、こまつばら幼稚園の運動会が開催され、作業療法学科3年生がお手伝いに参加しました。

朝、先生方としっかり打ち合わせを行い、本番を迎えました。
学生たちは「今、自分たちにできること」を考えながら、状況に応じて柔軟に動いている印象でした。
競技では、園児たちが一生懸命に走り、見事な演技を披露する姿に感動しました。
特に、年長組の全員リレーはドラマチックな展開で、学生たちも白熱した応援を送っていましたよ。

こうした経験は、今後の学びや活動に大いに役立つことでしょう。
幼稚園の先生方や父母の会の皆様、差し入れもありがとうございました。

運動会の熱気と感動が、秋の澄んだ空気とともに心に深く刻まれた一日でした。

毎日の楽しみ「今日、何の日」

毎日乗る車が、エンジンをかけるたびに「今日は〇〇の日」と教えてくれます。
365日、毎日異なる記念日があり、その中には思わず調べたくなるような興味深いものから、クスッと笑ってしまうようなユニークなものまで様々です。

さて、今日は「作業療法の日」。
なぜ今日が「作業療法の日」なのか、気になった方はぜひ調べてみてください。
きっと新たな発見があることでしょう。

日本作業療法士協会のホームページでは、今日にちなんだ作業療法のエピソードが数多く紹介されています。
一般社団法人 日本作業療法士協会
https://www.jaot.or.jp/ot-day_2022/dekita_2024/

作業療法士は病院だけでなく、学校、福祉施設、そして地域社会でも重要な役割を担っています。
最近では、VR技術を活用したリハビリテーションなど、最先端の取り組みも注目を集めていますよ。

ぜひ、あなたも、この機会に作業療法の世界を、のぞいてみませんか?

世界でも有数、日本一の医療VR教育企業 JOLLY GOOD からも教材を公開

医技専VR、継続中!

令和3年度から、VR教育を導入した鹿児島医療技術専門学校では、現在も教材制作継続中です。

今回は、聖マリアンナ医科大学病院ICUで撮影したVR教材を公開しました。

こんなにあります!

授業でも活用しているので、入学を検討されていらっる方は、お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

第7回オープンキャンパス~作業療法学科編~

みなさんこんにちは(^^)/ 作業療法学科の原田です♪ 早いものでもう8月ですね! 猛暑がまだまだ続くのでみなさんも熱中症に注意して過ごしてくださいm(__)m

さて、3日土曜日はオープンキャンパスが開催されました。今回は1か月前から学生さんが準備企画したものを実施しました(^^♪

はじめに恒例の学校説明から… (後方ではお手伝い学生さんと教員)

学生さん代表によるプレゼンテーション(3年生・2年生)

施設見学のちに昼食。昼食時間ではさまざまな質問が飛び交い、雑談しながらみんなの交流が深まった気がします(*’▽’) 食事が早く終わった方は、医技専 作業療法学科ではこんな学びができるよ♪ の展示コーナーを閲覧したり、直接在校生が、成果物を見せながら語ったりと有意義な時間を過ごしました(^.^)

午後からはいよいよ体験(‘◇’)ゞ 緊張はしましたが、さずがみなさん、前期の「ぷらむ活動」を経験しただけあって堂々と仕切れていましたよ!※ぷらむ活動の詳しい説明は過去のアーカイブをご覧ください

みなさんはじめましての参加者同士ですから緊張していましたが、その緊張を解きほぐすように、自己紹介から共通点探し、ゲームを2つ通じて終了する頃には和やかな雰囲気に包まれていましたよ♪

最後にお土産づくりも兼ねて、「ディフューザー」作成を! お好きなアロマオイルを選んでお手軽に自分だけの作品を(^_-)-☆

さて、本日のさまざまな作業を通して、こころの変化はどう感じましたか? 参加する前と後ではどのような変化が自身に生まれたでしょう。作業が持つ可能性は無限大ですね(‘ω’)ノ お手伝いしてくれた在校生もきっと自身の成長を実感したことでしょう。またよろしくお願いします☺

そしてこれからオープンキャンパスを検討しているみなさん、すでに参加はしたけどまだ聞きたいこと、知りたいことがあるみなさん、夏季オープンキャンパスは残りまだ2回ありますので、ぜひ参加をご検討くださいませ(^^)/ お申込みはHPでも直接お電話でも!

 

作業療法学科卒業生の活躍

こんにちは!作業療法学科の藤田です。

鹿児島医療技術専門学校 作業療法学科は設立以来多くの作業療法士を育成して参りました。

現在1年生は29期生、来年の入学生は30期生となります。

これは大変誇らしいことです。

多くの卒業生が活躍していますが、本日は作業療法士の枠を超えて活躍している卒業生の一人を紹介したいと思います。

名前は平城 修吾さんです。

平城さんのプロフィール

作業療法の専門性を活かして様々なことにチャレンジしています。

 

平城さんの紹介記事の一つ(平城さんについて検索すると沢山出てきます)

https://note.schoo.jp/n/n21428aae67c1?sub_rt=share_b

引用:株式会社Schoo(スクー)

 

作業療法士を目指す学生さんにメッセージをお願いしたところ、快く答えてくれましたので、紹介したいと思います。

「学生時代に取り意識して組んでいた方がよいこと」

私は「小さな挑戦を繰り返すこと」が大切だと思います。

作業療法士は対象者の人生に寄り添い、よりよい経験を重ねていくお手伝いをする仕事です。

それを実現するために私たちは、対象者と対話を通して目標を定め、あらゆる作業を用いて支援を行っていきます。

そのためには、作業療法士である自分自身が色々なことに興味・関心を持ち、多くの作業を実際に経験している必要があります。

それは勉強でもバイトでも人間関係でも何でもよいです。

話したことのないクラスメイトに思い切って話しかけてみたり、友達がハマっている趣味に一緒に取り組んでみたりして自分自身の経験を大いに増やしてください。

その「小さな挑戦」を何度も積み重ねて得た経験は、皆さんが作業療法士になってから大きな財産になると約束します。

「作業療法の魅力と可能性」

「作業療法の考え方は何事にも応用できる」ことが最大の魅力だと感じます。

作業療法士は、身体や心にまつわる医学的な専門知識を持ち、さらに、人々の暮らしを豊かにする知識と技術を持っています。

これまで作業療法士は主に病院や介護施設のような医療・福祉領域で勤務していましたが、近年はその知見を活かして、学校や自動車運転免許センター、刑務所、一般企業へ活躍の場を拡げています。

作業療法士は、これまで通り医療・福祉で対象者の「やりたいこと」を実現しながら、それと同時にその枠を飛び出して、地域社会にも貢献できる大きな可能性を秘めています。

これから作業療法士を目指す方は、医療・福祉領域で働く自分をイメージしつつ、そこで得た経験を活かして、地域や社会で活躍できる未来を創っていきましょう!

 


 

平城さん。力強いメッセージありがとうございました。

これからもますますご活躍下さい!

医技専には紹介したい先輩が沢山おります。

お楽しみに。

 

第6回オープンキャンパス~作業療法学科編~

みなさんこんにちは(^^)/ 作業療法学科の原田です。暑いですね~(-_-;) 猛暑日続く中、27日のオープンキャンパス日は曇り空もあって多少は過ごしやすかったです。遅れましたがその模様を報告しますね♪

本日お手伝いクルー初めての2年生が自己紹介プレゼンテーションをしてくれました!(その前には3年生がお手本を示してくれました(^^))緊張感伝わる中見事堂々と発表ありがとうございましたm(__)m その内容も参加者の方に届いたのではないでしょうか!?

説明のあとは各設備を見に行き~ 昼食 ~ 質問箱に投書のあった内容を学生さんたちが元気に回答していただきました! 挙手して質問ってハードル高いですもんね💦 オープンキャンパスに参加しなくても、気軽に学校公式LINEでともだち申請頂ければいつでも質問に回答できますので、気軽にどうぞ~(‘◇’)ゞ 登録は学校HPもしくは学校案内パンフレット19Pか59PのQRを読み取って行ってね♪

午後は体験です。参加者が多かったので2グループに分かれてローテーションで3ブース体験しました。

「遊びも作業‼ ゲームを通じたバランス訓練」

「ドライビングシュミレータで自動車運転という作業を体験しよう」

「COPM(カナダ作業遂行測定)を利用した評価体験」

学生主体1ブース、教員主体2ブースで行いましたが、盛り上がり過ぎて予定よりも時間を超過したために、もう1ブースあったのですが、時間切れでした( ;∀;) 勉強は楽しいことばかりではないので、多少難しいと思える時間もあったかもしれませんが、理論を理解しているからこそ実践できますし、検証もできます。本校の学びを、少しでも理解していただけたのであれば幸いです。

いよいよ夏本番ですね(*’▽’) オープンキャンパスもまだ3回ありますので、リーピーターの方も、これからを考えている方もご参加のほど、お待ちしていますね★

 

明日は、どこへ行こう?- 作業療法士と運転支援事業-

日本のひとり当たりの自動車保有台数は、約0.8台と言われています。

皆さんのご自宅はいかがでしょうか?

 

ここ鹿児島県は、公共交通機関が発達していない地域が多く、車社会が根付いています。

そのため、全国平均よりもひとり当たりの自動車保有台数が高いようです。

また、軽自動車の保有台数も特徴的です。鹿児島県は山間部が多く、燃費の良さなどを理由に軽自動車が人気です(一般社団法人 自動車検査登録情報協会データ参考)。

ちなみに、皆さんは何色の自動車が好きですか?

 

高齢者や障害のある方にとって、自動車運転は移動手段としてだけでなく、社会参加や生活の質の向上にも重要な役割を果たします。しかし、加齢や病気による身体機能や認知機能の低下により、安全運転が困難になる場合があります。

 

そのような方々を支えるのが、作業療法士の仕事のひとつである「運転(再開)支援事業」です。

2年生は事例とドライビングシミュレータ「Hondaセーフティーナビ」を使用して、作業療法士が行う運転支援の意義について考えました。

 

「明日は、どこへ行こうか」

 

気軽に車に乗ってお出かけができる社会が生まれたらいいですね。