🌸♪スプリングオープンキャンパス♪🌸~作業療法学科編~

みなさんこんにちは♪ 作業療法学科教員の原田です。

3/23はスプリングオープンキャンパスが開催されました。

久しぶりに6学科揃っての開講式 せっかくなので希望学科以外の職種を知るチャンス(⌒∇⌒) 在校生による、学科紹介を簡単にそれぞれプレゼンテーションしてもらいました(^^♪ みなさん堂々としておりしっかり準備したものを披露できたのではないかと思います。

作業療法学生も、話だけでなく、ストレッチという作業を通してリラックスする時間も挟みながら作業療法について説明してくれました(‘ω’)ノ

そして就職説明、入試説明と続き、各学科に分かれての体験へ

集められた参加者は初対面同士ですので交流を兼ねて「輪投げ」と「ストラックアウト」を通した作業体験を行いました。からだの使い方はどうでした? 姿勢って大事ですよね。うまくからだをコントロールできたかな。

その後昼食。本日は普段のお弁当より豪華なCafeのランチBOX✨ デザートもあってみなさん完食されていました、よかったです♪ 保護者の方からはこの時間を通してさまざまな質問を受け付けました。(作業療法とは?将来性は?就職先は?医技専の作業療法学科の特徴は など)

午後はまず「テラリウム」作成活動(゜-゜) ※テラリウムとは、ガラスなど光が通る密閉された透明なケースの中で、陸上の生き物を育てる方法のこと テラ=大地・陸地 リウム=場所

今回は苔テラリウムにしましたが、手軽にできるよう造花用苔を使用しました。土や軽石は本物のためリアリティはありますよ(^^♪ 自分だけの作品に仕上がったでしょうか?

作業を通してこころとからだに働きかけます。活動を行う前と後ではどんな変化を感じましたか? 完成したものを見てどう思いますか? 出来上がった作品はお土産として持ち帰っていただきました。観賞用に飾られてください。そして作品を見るたびに思い出してくださいね(#^.^#)

その後は2年生が考案した「脱出ゲーム」(…という名の脳トレ(; ・`д・´)) さきほどとは打って変わって歩き回ったり、みんなで相談したりと頭を使う活動でした。少しずつ参加者同士の距離感も縮まってきたのではないでしょうか。

最後に「学科説明」を行いました。「作業」についての説明から働く領域、医技専の学びについてなど。今日は開講式もあったため、体験時間が短く感じられたのではないでしょうか? いろいろな疑問などすぐにはでてこなかったかもしれません。そんな時はぜひもう一度お越しください(^^)/ お時間がない、場所が遠くて行けない、などの方はオンライン進学相談会をご利用くださいませ。些細な質問であればLINE相談もしておりますのでよろしくお願いします。(※パンフレット59P参照)

これからオープンキャンパス参加をお考えのみなさん、あらかじめ質問したい内容などメモしてきていただけるとスムーズですよ☺いつでも受付ますので。次回は4月27日(土)です。みなさまのご参加、お待ち申し上げます。

見学実習をふりかえる

1年生は見学実習が終了し、いつもの学校生活へ。
さて、学生の皆さんは、見学実習を通して自分自身の何に対して成長を感じたのでしょうか?

1位:コミュニケーション能力、2位:積極性、3位:危機管理もしくは気配り
こちらの「コミュニケーション」では、年上の方との会話を通して言葉遣い、距離感などを学んだようです。
では、作業療法のスタッフ皆様からはどのようなことを学ばせて頂いたのでしょうか?

1位:コミュニケーション力、2位:個別に合わせた対応力、3位:わかりやすい説明
「作業療法士の方々は患者様との会話を通して、小さな変化に気づいていた。」「ひとりひとりに、合わせた対応をされていた。」「患者様とお話をされる笑顔が素敵だった。」など、学びを通して次の実習で真似をしてみたい!と前向きです。(いいね)

お世話になったスタッフの皆様ありがとうございました。
1年生の皆さん、これからも一緒に作業療法士を目指しましょう!

見学実習がはじまりました

作業療法士を目指す勉強のひとつに「臨床実習」という学びがあります。
今日から1年生は、はじめての臨床実習がはじまりました。
1年生の臨床実習では、病院や施設等で働く作業療法士の仕事ぶりを見て、仕事内容を深掘りします。
また、患者様やご利用者様との交流を通して、困りごとと病気との関連などについても学びます。
その実習前学習のひとつとして、認知症サポーター講座を受講しました。
講師は、本校の卒業生!実習に関するイロハも、特別に教えて頂きましたよ。
ありがとうございました。(^^)/

各学年のひとコマ。

明日は、平川校学園祭(学生は「がくさい」と呼びます)からの冬季休暇の12月。
各学年の後期授業をふりかえります。
1年生
夏季休暇の宿題です。個性がヒカル作品ですね。

2年生
この授業では模擬患者様に対して、作業活動を考え→実施します。
無作為で選ばれた患者様役の学生へ、作業療法士役の学生が説明をしている様子です。

3年生
仮想現実空間へ行き、臨床実習を体験中。

4年生
国家試験へ向けて、校内模試にチャレンジ!
夢が叶うまで、あと少し!ファイト!

理学療法学科×作業療法学科×言語聴覚療法学科

こんにちは!

今日は、理学療法学科・作業療法学科・言語聴覚療法学科1年生合同で、

チーム医療の実践で必要となる多職種連携の授業がありました。

 

1年生という事で…

自己紹介に始まり、グループでそれぞれの職種を紹介するポスターを制作し、

 

学生それぞれ、‶いいねシール″を貼って人気投票を行います(ポスターツアー中)。

学習内容はもちろんですが、みんな楽しそうにしていました。

姉妹校OB講演

こんにんちは! 作業療法学科です。まだまだ残暑が厳しいですね(゜-゜)むしろ猛暑日…?

さて、本日は姉妹校の鹿児島情報高校でOB講演でした♪ 作業療法学科からは、OBで1年生の委員長も務めております有留くんに講演していただきました(^^)/

昨週はリハーサルでも時間を割いていただき、プレゼンテーションを披露しましたが、一発OKでした。さてさて本番は……

 

体育館で2年生約300名が見守る中、臆することなく見事7分間超のプレゼンテーションを遂行してくれました(^^♪ 事前の原稿を読み上げるわけではなく、自分の言葉を駆使し、聴講している人を惹きつけていたように感じました! 後輩たちもその姿に感動!…してくれてたらいいなあ。。よりよい進路選択の一助になってくれたなら幸いです(*^-^*) (※スライドが見えやすいように全体が暗かったので、画像が薄暗くすみません💦)

来週からは後期授業もスタートします! 輝かしい未来のために励んでいきましょう♪

8/19(土)作業療法学科オープンキャンパス

こんにちは! 作業療法学科の原田です(^^♪

まだまだ猛暑日の続く中、ご参加いただきありがとうございました★まだこれから参加を検討している方は、このブログで少しでも興味がわいていだだければ幸いです。

今回は参加者の集まりが早かったので予定の11時からよりも早く10時30分から開始できました! そのため、通常は午後からが体験ですが、はじめの30分を挨拶も兼ねてコミュニケーションゲームを行いました。在校生と参加者の心の距離が少しは近づいたかな? 語彙力を試されるゲームで、傾聴することも体験できたようでなによりです(‘ω’)ノ

定刻からは学校説明、入試説明、学科説明と続き、学生によるプレゼンもみなさん熱心に聴講されていました。質問箱も好評でたくさん投稿されていました。

キャンパスツアーで施設見学した後に、昼食(*’▽’) はじめの緊張も和らいだのか、談笑している様子がうかがえました。(写真とり忘れました💦)質問にも学生らが丁寧に受け答えたので満足していただけましたか? 聞き忘れた方は、いつでも気軽にLINE相談会(HPやパンフに掲載)で質問してくださいね♪

午後からはメインの体験! まずは学生企画のゲームを2種。開始前に行ったコミュニケーションゲームの派生で、伝言ゲームを行いました。人にものを伝える難しさを実感できたのではないでしょうか? また、はじめよりかなり参加者同士や在校生との距離も近づいたように感じます。その後は「おはじきタワー」をチームで行いました。利き手交換訓練も、ゲームを通せば訓練ではなく、気持ちも変わります。作業ひとつひとつに意味があることがわかったのではないですか(‘◇’)ゞ

ここからは教員企画のコーナー。今回はリピーターの方も2名いらっしゃったため、教員二手に分かれて対応しました。新規の方はハーバリウム作成とコミュニケーション術についてのプチ講義とグループワークを通しての理解を深めました(今日から使えるカウンセリングマインド術)。リピーターの方は心理療法で使われる性格分析の手法を体験し、さらに身体評価について実技体験しました。からだの仕組みを少しでも理解できたら幸いです。

作業療法ではさまざまな分野があります。少しでも興味を持たれましたら、在校生とともにお待ちしていますね(#^.^#)

~オフショット~

8/5(土)作業療法学科オープンキャンパス

みなさんこんにちは!作業療法学科の原田です。

台風が接近してきている中、無事に開催することができました。ただ、せっかく申し込んでくださった島からの参加者はやむなく欠席となった方々もおります。8/19、8/26も開催していますので、ご都合のつく際はまたお申込みください(^^)/

さて、今回も在校生と力を合わせて参加者をお出迎えしました! 頼りになるぞ3年生(^^♪ そんな背中を見て育ってね2年生(‘◇’)ゞ

午前中は学校・学科説明に入試のことなど教員による話と、学生さんが自らをプレゼンする話、参加者も興味を持って聞いていました。やはり生の声を聴けるのは参加者のみなさんにとってより身近に感じることなのですね♪

昼食時間では緊張していた参加者の方々とも交流が図れてよかったです。特に在校生の方と仲良くなっていましたね♪

学科の特徴はもちろんですが、学校の雰囲気、教員と学生の関係性、など感じることができたのではないでしょうか(*’▽’)

午後は学生企画による作業活動と、教員企画によるものを体験しました。ただ遊んだり、物作りをするわけではないことも理解していただけたら幸いです。

この記事を見て面白そう、など興味がわいた方、ぜひ一度作業療法学科のオープンキャンパスへご参加ください(^^)/

祝!優秀演題受賞!!

こんにちは。作業療法学科の四元です。

今年度、九州作業療法学会にて藤田先生が発表されました「ICTを活用した遠隔見守りシステムによる在宅高齢者の自立支援と介護者の業務最適化への取り組み」が優秀演題を受賞されました。

今回は、その内容についてご報告しますね。

四元- 優秀演題の受賞、おめでとうございます。会場で、私も拝聴させて頂きました。
これからの私たちの生活に、新しい可能性を感じました。
今回の取り組みで、心に残っているエピソードがありますか?


藤田先生-「認知症があっても自分の住み慣れた家で暮らしたい」という対象者の方の思いがとても心に残っています。その思いをかなえるために、ご家族、医師、看護師、介護支援専門員、ヘルパーさん、デイサービスの方々、地域の方、行政の方々が連携して支援を行っていました。とても尊い大切な仕事だと思います。
しかし、コロナによる感染拡大や、そもそもこの業界の人材不足もあり、それぞれの専門職が多忙な業務を抱えながら、やっとの思いで在宅生活を支えている状況が見えてきました。
このような状況を少しでも改善できないものかと取り組んだプロジェクトが今回報告した「遠隔見守りシステムの開発」です。


四元- 住み慣れた家で過ごしたい思いは、わかります。その思いに答えるために・・・「遠隔見守りシステム」は、会場でも大きな話題になっていましたよ。こちらのシステムの可能性についても教えてもらえますか?


藤田先生-これまでの支援の在り方を変える可能性があります。
今回報告した実証実験から得られた知見を述べます

  1. 本システムを用いた支援を行った結果,対面での支援に制限がある中,それらをカバーする遠隔からの見守りが可能であった。
  2. 独居継続可能性の判断に用いる客観的なデータが得られるとともに,支援者の負担軽減が図れた。
  3. 生活ログを踏まえた支援は必要な支援を顕在化させ,過剰サービスを抑制することに繋がり,支援者の勘や経験による一方的な判断の抑止策となることが期待できる。
  4. 本システムはエビデンスベースの支援ならびに業務最適化を可能とすることで合理的なサービスを行う一助となる可能性が示唆された。

同時に、このようなシステムを検討する際に、コスト(費用対効果)の観点も外すことはできません。
今回のシステムは機能を絞ることで、コストパフォーマンスにも優れています。
大がかりで多機能になりがちなシステムが多いのですが、対象者に本当に必要な機能を取捨選択しコストを下げる視点も必要になります。これらの助言や提案も作業療法士は担うことができます。


四元-「対象者に本当に必要な機能」を見極めるために、作業療法士の力が必要なのですね。
すごいなあ。では、藤田先生が思うICT×作業療法の未来は、どんなカタチでしょうか?


藤田先生- 障害があっても無くても、人々の生活が豊かになることを支援していくことが作業療法士の役割です。
そのために作業を通じて、様々な道具を用いたり、その方の環境を整えていきます。ICT、IOT技術は作業療法を行う上で、強力な道具の一つです。
ベッドから起きれる人も、起きれない人も、朝起きて「カーテン開けて」というとカーテンが開く。
気持ち良い朝日が部屋に注ぎ込む。
そこには“体が動かなければならない”という条件は不要です。
シンプルに当たり前に「カーテンを開けるという」作業が成立するのです。

作業療法はその専門的視点から、一人一人にあった環境(生活)の提案ができます。
様々な技術を身近な生活に落とし込むことができることも作業療法士の強みだと考えています。
作業療法とICTは非常に相性が良い。
ICT×作業療法によって、人々の生活がますます豊かになって行くと確信しています。
さらに今は時期が良い。なぜなら先端技術がどんどん身近なものになっているからです。
これまで一部の特殊な知識や技能がある人しか扱えなかった技術(そして高い)が、誰でも安く簡単に使える時代になっているのです。
このような便利な技術をどんどん使って、その活用方法を発信していくことが望まれます。
多くの人々がこれらの恩恵を受けられるようにしていくことでwell-beingを高めることに貢献できると考えます。
作業療法士冥利に尽きると言ったところです😂


四元-今回、九州作業療法学会の会場では、環境、生活への提案として多くの最新機器から3Dプリンターで作る自助具もありましたね。本校から参加した学生も、その世界を見て大変勉強になったようです。では、最後の質問です。私達は教員の立場で作業療法士を養成していますが、これからはどのような人材を藤田先生は育てたいでしょうか?


藤田先生-情報システムの目覚ましい発展とグローバル化により、ますます多様性を増す社会において、人々の生き方に焦点が当たっています。
私たちは人々の多様な価値観に対応すべく、従前の概念にとらわれず、境のない知見を融合していかなければなりません。
いつの時代も作業療法は作業を通じて人が豊かに暮らすことを創造し、提案し、実践してきました。
今までもこれからも、新しい技術がたくさん生まれてきます。いつもアンテナを張って、常識を常に疑い、新しい技術や考え方を恐れずに取り入れていくことのできる人材を育成したいと考えています。

育成というか。。。

私も学生さんと一緒に考えたり、教えてもらったりしながら成長していきたいです😄