1年生 OT×PT 多職種連携教育1回目

こんにちは!作業療法学科の四元です。

多職種連携教育とは、2つあるいはそれ以上の専門職が協働とケアの質を改善するために共にもに学び、お互いから学び合い、お互いのことを学ぶことです。

今日は「自分自身が目指す職業のイメージを可視化しよう」という授業目的のもと、PT学科の皆さんと学びを深めましたよ。

イメージの可視化…まず初めに、お互いの仕事をどう思っているのか?イメージを含めてアンケート調査。

PT学生は作業療法について、OT学生は理学療法についてアンケートを回答。

回答内容は、全員がすぐに閲覧できる状況なので、出てきた結果に対して、グループ内で感想を話していましたよ。

では、アンケート結果の一部をご紹介。

理学療法に対する多いキーワードは「かっこいい」。

本日の授業感想には、OT学生が理学療法に対するイメージ通りのカッコイイ理学療法士になるために、勉強を頑張ります!と決意表明をされた学生多数。(頼もしい!)

作業療法に対するキーワードは「優しい」。

授業感想では、優しいイメージを持ってもらえて嬉しかった。一緒に仕事をして、認め合えるような存在になりたい。と未来をみつめる内容が多かったです。(素敵✨)

次回は「具体的な仕事内容を知る」です。

張り切って、授業の準備をしますね!!

脳トレ教室の活動を全国大会で報告しました

こんにちは!作業療法学科の藤田です。

本校では10年以上にわたり、毎週1回、高次脳機能障害家族会のメンバーと「脳トレ教室」を実施してきました。

本活動を会の代表である野角さんが、「日本高次脳機能障害友の会2021年オンライン全国大会」にて報告しました。

今年度の大会はコロナの影響でオンラインでの発表となりました。

オンラインでの発表は不安との事でしたが、作業療法学科でサポート致しました。

発表内容は私たちがこれまで取り組んで来て本当に良かったと思える内容でした。

全国でもこのような活動は珍しく、他団体からは羨望の眼差しで見られたようです。

高次脳機能障害は目に見えない障害と言われます。

理解されにくく、悩んでいる方々がたくさんいらっしゃいます。

高次脳機能障害への支援については作業療法士の専門領域の一つです。

「脳トレ教室」の取り組みについてはこれまでも多くの記事をあげていますので見て知って頂ければ幸いです。

  

 

「さぎょうりょうほう」ってなに?

こんにちは、作業療法学科(さぎょうりょうほうがっか)の藤田(ふじた)です。

しんがたコロナのえいきょうで、学校のイベントもおおきなえいきょうをうけています。

オープンキャンパスも学校に来てもらうことはしばらくできませんが、インターネットを使ってのオープンキャンパス学校の見学はできますので、ぜひあそびに来てください。

きょうは、よくしつもんのある「作業療法(さぎょうりょうほう)」ってどんなしごと?

について、作業療法士(さぎょうりょうほうし)のひとたちがあつまって、けんがくツアーをつくったのでしょうかいします。

★作業療法けんがくツアーはこちらをクリック★

ようこそ!作業療法学科のオンラインオープンキャンパスへ


作業療法学科のオープンキャンパスについて参加予定だった皆様方へ、朗報です!
オンラインオープンキャンパスを開催中です。
画面越しですが、皆さんと、作業療法学科と、そして在校生と私たちとの距離が縮めることができたらと思います。もしかしたら…4年生が作成してくれたイギセン作業療法学科VTRが見られるかも☆
おじゃったもんせ✨

★8月7日 作業療法学科オープンキャンパス★

こんにちは。作業療法学科の四元です。

作業療法学科のオープンキャンパスは、入学前からのたてわり時間を体感しようをテーマに、在学生と参加者との交流の機会が多い内容となっています。

ん?たてわりって、なに??

それは、オープンキャンパスにご参加すれば、わかります(^-^)
職域の広さを体験できるオープンキャンパスは、イギセンだけ❗
是非とも、ご参加くださいね。お待ちしています。

  

  

  

★7月31日 作業療法学科オープンキャンパス★

こんにちは!作業療法学科の藤田です。

7月31日のオープンキャンパスの様子をご紹介いたします。

本日は参加者も多く実技の教室からスタートです。

本日のオープンキャンパスは作業療法学科の3年生の協力を得て進めていきます。

はじめに、本校作業療法学科への進学動機や学校に入ってからの感想、入学までのアドバイス等をプレゼンしてくれました。

多くの参加者や教員がいる中でも堂々と話してくれております💦

次に、体を動かすアクティビティです。

今回はアクティビティのルールが変わり、車椅子を用いて行います。

このアクティビティはかなり盛り上がります✨

一気に参加者の距離も縮まりますね👬

車椅子という条件が加わることで難易度が上がりました。

特に足元のボトルはとても取るのが難しい!

また、取った後はスタート地点まで戻らなくてはならず、せっかくとったボトルを落としてしまう場面もありました。

このような絶妙な難易度のおかげで皆さん燃えていましたよ🤬

活動が終わりましたら、キャンパスツアー開始です。

設備の見学のみならず、就職状況なども熱心に聞かれていました。


昼食を挟んで、午後の活動スタートです。

午後からは3年生が「からだ」の仕組みについて模擬授業を行います。

今回はからだの柔軟性を高める治療や、筋肉の反応などを評価しました。

 

続いて、金工木工室に移動して作業活動を行います。

本日は革細工でキーホルダーを作ります。

皆さんキーホルダー作りに没頭されていました😄

ここで時間切れ😂

本日のオープンキャンパスは終了です。

様々な作業療法を体験していただけたと思います。

8月は3回オープンキャンパスを企画しております。

皆様のご参加お待ちしております🙌

こちら、新しい作業療法学科のユニフォームです。

爽やかなライムグリーン🥝

作業療法はoccupational therapy(オキュペーショナル・セラピー)と言います。

occupational の動詞形occupy(オキュパイ)には、「(時間・空間を)占有する」という意味があります。

時間・空間を占有する作業療法?

これについてはまたの機会に!

シリーズ「私達の作業療法」Vol.02

こんにちは!作業療法学科の藤田です。
作業療法学科の2年生が、現在進行形で感じている脚色のない作業療法をシリーズでお届けします。
4年過程の2年次の学生さんは作業療法をどのように表現するのでしょうか?
色々な作業療法がありますよぉ~
お楽しみに!

「知識は武器だ!!」

【作品に込めた思い】
作業療法は多くの知識が無いと出来ない仕事なので、ただ単に作業をしている仕事ではなく、エビデンスに基づいた治療をするということを表現した。

シリーズ「私達の作業療法」Vol.01

こんにちは!作業療法学科の藤田です。
作業療法学科の2年生が、現在進行形で感じている脚色のない作業療法をシリーズでお届けします。
4年過程の2年次の学生さんは作業療法をどのように表現するのでしょうか?
色々な作業療法がありますよぉ~
お楽しみに!

「希望の道具たち」

 

【作品に込めた思い】
・リハビリは楽しくするものということを伝えたい
・いろいろな道具を知ってもらいたい

作業療法の評価の実技試験が始まりました

こんにちは作業療法学科の藤田です。

作業療法学科2年生は、作業療法を行ううえで必要な、からだの状態を評価する「評価学」の実技試験が始まりました。

作業療法を学ぶ過程で実技試験がどのように行われているのか、知らない方も多いと思いますので紹介したいと思います。

今回は、「感覚」を評価します。

熱いものを触ったら熱いと感じますよね?

体に物が触れると何かが触れていると感じますよね?

これらの感覚機能を評価します。

今日は実技試験ですが、実技試験に至るまでに、感覚機能に関する多くの知識を学んでいます。

これらの知識の上に「評価」が成り立つのです。

そして、実際の評価は知識だけでは成り立ちません。

患者さんの状態に合わせて、その態度や技能、知識をフル活用しなければなりません。

ただもくもくと検査ばかりするわけにもいきません、評価を通じて患者さんとの信頼関係も構築していくからです。

学生さんはこの日のために、放課後も残って練習を続けていました。

いよいよ、本番です!

評価学の実技試験では、実際に患者さんの設定が決められており、学生さんは試験室に入って始めて患者さんの状態を知ります。

そこから持っている知識をフル活用して、必要な検査を行いながら問題点を整理していきます。

最後には、患者さんに結果を報告するところまで評価されるのです。

本校の試験では、ここまで求めています。

なぜなら、臨床現場ではここまで求められるからです。

写真は問診の場面です。

検査中の場面

緊張で声がふるえ、手が震え、汗だくになりながらも最後までやり遂げます。

試験が終わるとフィードバックを受けることができます。

検査でいっぱいいっぱいになって、患者さんにまったく配慮ができなかったことに悔しくてどうしようもない学生さんもいました。

試験が終わった日の放課後。

学生さんが残って実技の練習をしていました。

今日の試験を練習しなおしています。

中には自分たちで動画をとって、仲間たちと共有している学生さんもいました。

私は彼らの行動をみて、胸が高鳴りました。

今日の失敗は明日の成功のためにあるんですよね。

まだまだ、試験は続きますが、ともに学んでいきましょう!

スプリントをつくろう!

こんにちは!作業療法学科の四元です。

3年生「義肢装具Ⅰ」の授業では、スプリントを作成する時間があります。
では、では、スプリントとはなんでしょうか??

何かしらの原因で炎症が生じている場合に安静を目的に使用したり、日々行われるリハビリの効果をさらに発揮するためにハイブリッド的に使用したりと、ひとりひとりのからだと使用目的に合わせて作成する補装具のことをいいます。

 

今日は、親指と小指どおしを合わせることのできない対象者の手の機能を改善することを目的に「短対立スプリント」を作成しました。

 

最初はプラスチックみたいに硬い素材ですが、お湯につけるとびよ~んと柔らかくなれば、採型のタイミング。

お湯から取り出したら、対象者の手のサイズに合わせて形を作ります。

実は、この授業のはじめに私が説明をしながらお手本を見せる時間があるのですが、緊張してしまい、失敗するハプニングがあり(*_*;およよ)それを見ていた優しい3年生たちが「予備の素材がありますよ!」と手を差し伸べてくれる場面もあり…感謝、感謝でした。

自分たちのスプリントの仕上がりを見て「一生ものの宝物ができました✨」と嬉しい感想もあり「今年のオープンキャンパスで、スプリントを作りませんか?」と頼もしい提案もあり、今年も楽しい実技の時間が過ごせました。