作業療法学科23期生が旅立ちました!

こんにちは、作業療法学科の浅井です。

3月5日、卒業証書授与式が挙行されました。
卒業を迎える方々の日頃の行いもあって、当日は快晴でした。
無事に卒業の日を迎えられたことはひとえに保護者の皆さんのご協力のもと、何より各学生の努力の成果の賜だと思います。
おめでとうございます。
この卒業は人生においてもひとつの通過点に過ぎず、ここから作業療法士として新たなスタートを迎えます。
学校で学んだこと、そして、これから新しい学びを通してたくましく成長していくことを学校教職員一同望んでいます。

(追記)

この会場は3年生が手作りで作成してくれました。

先輩後輩の絆が育まれていることを誇りに思います。

3年生ありがとうございました!

良い会場で卒業証書授与式を行えました。

 

医療・介護・福祉に興味のある方、今月26日にオープンキャンパスもあります。
本校は、6学科を有し、横断的つながりもあり、また、先輩後輩の垣根をこえて縦割り授業などとても楽しく学べ、コロナ禍においても遠隔授業をはじめ、近年ではVRを使った演習など新たな取り組みもはじめています。
この機会にぜひ足を運んでいただければと思います。

オンラインテストが行われました

こんにちは!作業療法学科の藤田です。

コロナの感染拡大に歯止めがかからない状況です。

本校でも様々な防疫対策を講じながら教育が止まらないように取り組んでいます。

臨床実習での面談も現在はリモートが中心です。

このような状況ですが、作業療法士の卵達は一生懸命学んでいます。

学内では経験することのできない、臨床現場での生の経験を積ませていただいていることに、改めて感謝しているところです。

さて、本日は解剖学のオンラインテストが行われましたのでご紹介します。

本来であれば自宅で受験できるようになると思いますが、もう少し検討が必要です。

本日も2名の学生さんの端末のトラブルがあり、紙での受験に切り替えました。

トラブル時にはすぐに教員が対応します。

皆さんPCを前に試験開始を待っています。

いざ開始!

静かな教室にカタカタと入力音が響きます。

私たちが行うオンラインテストは選択式だけでなく、記述式の問題もあります。

本日の解剖学の試験では神経系の精細な図の問題が出題されました。

オンラインテストは紙の試験と比較して図表が鮮明という良さもあります。

入力は慣れている学生さんは手書きより早い方もいますよ~

もちろんタブレットでの受験も可能です。

選択式の問題は答案送付後、すぐに結果と解説を見ることができます。

そんな余裕はありませんけどね💦

みなさん90分間いっぱいに使って、最後まであきらめずに取り組んでいました!

お疲れ様でした!

令和3年たてわり授業総括

こんにちは!作業療法学科の藤田です。

令和4年になって初めての投稿になります(^^

コロナウイルスの感染拡大が危惧される中、今週より作業療法学科3年生の評価実習が開始されました。

評価実習では3週間の病院での実習を通して、作業療法を行う上で必要な評価を行い、対象者の方の生活していく上での問題点を洗い出し、その改善策や支援計画をたてる実習になります。
よってこれまでの技術と知識をフル動員して望む非常に高度な実習となります。

実習に行くまでにもいくつも大変なことがありました。
誰一人として感染しないよう、徹底したリスク回避策を行って参りました。
その反面3年生の皆さんは実技練習等の機会は少なく、色々と辛抱しなければなりませんでした。。。

本当に色々な事がありますが、おかげ様で全員実習を行うことができます。

実習指導をして頂く病院、施設の皆さまには感謝申し上げます。

さて、実習の事もいずれどこかでご紹介しなければなりませんが、本日は昨年の最後の登校日に行われた「たてわり授業」の紹介を致します。

この日は、3年生が運営を行い、1,2年生に対し様々なメッセージを発信しました。

まずはアイスブレイクで、余興を披露!教員当てゲームです。

私たちの特徴を本当に良く捉えていますね💦

1,2年生も爆笑していました💦

私たちはこんな癖があるんだぁと恥ずかしかったり、その観察力に感心しながら見ていました💦

次に、3年生の竹下さんが、自身の祖父を対象に作業療法の観点から評価し、現在の生活の困りごといついてとその改善策を報告してもらいました。

予防策を3年生が実演しています。


その次に、3年生の原村君が自身のケガと入院を通じて、疾病に対しての医学的な考察と、療法士の卵の視点からの気づき、今後の学生生活の過ごし方と下級生へのメッセージを送ってくれました。

1,2年生は先輩の報告を大変熱心に聞いていましたよ。
質問はスマートフォンから匿名で自由に行えるようにしました。
たくさんの質問にも一つ一つ丁寧に答えていました。

最後にたてわり授業の感想を聞いたところ、図のようなワードクラウドができあがりました。
文字の大きさは、たくさん書き込まれた言葉を表しています。

「もっとも印象に残ったのは「先輩の優しさ」でした。

来年はどんな繋がりが生まれるのか私達も楽しみです!

 

 

放課後の過ごし方はいろいろ

おやっとさぁ!作業療法学科の四元です。

放課後、駐車場から校舎へ帰る途中、数名の3年生が真剣な表情でパソコンを見ながら話し合い。

と思えば、1対3に分かれて、身体を動かしながら何かを表現。

先ほどの真剣なまなざしとは違う、コミカルな動きに思わずくぎ付け・・・しばらく見ていました。

もしかしたら、これは、ジェスチャーゲーム?おもしろそう!あたいも、かたして!(鹿児島弁)

と小走りで駆け寄ったと同時に、ゲームは終わり、また、パソコンを囲んで会議が始まりました。

「何してるの?」と声をかけると

「授業計画の最中です」とやはり真剣な表情でした。

あわわわ…失礼いたしました(;’∀’)ということで、しばらくジェスチャーゲームを見て、解答方法など一緒に内容を考えました。

実は、このように、イギセンOT学生の放課後は、学年別でいろいろな過ごし方があります。

機会があれば、レポートしますね。

★追加★

先週木曜日、今回紹介したグループの授業を見学しました。

当日は、授業計画グループの学生全員、ご長寿アニメのキャラクターに扮し、楽しい雰囲気でしたよ。

OTたてわりー地域清掃活動ー

こんにちは!作業療法学科の藤田です。

本日のたてわりは地域清掃活動!

学校周辺の清掃活動をおこないました。

1~3年生混合のチームに分かれて平川駅~星和台地域のごみ拾い行います。

1~3年生、教員が雑談しながらゴミを拾います(^^)

学校周囲を歩く機会のない学生さんは散歩気分で活動に取り組んでいました。

私も、学生さんと他愛のない話から個人的な雑談話まで普段教室では話さないようなざっくばらんな話を楽しみました。

阿久根や鹿屋から、フェリーや新幹線を使って通っている学生さんもいます。

朝が早いのが辛いとか、最近の授業のことだったり、趣味の話、おすすめの飲食店の話・・・

いやぁ色んな話を楽しみました。普段見えない皆さんの一面も見れて楽しかった★

今日はとても寒かったのですが、ご覧の通りの大晴天☀☀

海が見えると自然とテンションが上がるのは皆一緒。

海が太陽の光をいっぱいに浴びてキラキラと輝いていました。

この絶景には思わず歓声があがりましたよ✨

皆さん元気はつらつ清掃活動に取り組んでくれました。

1~3年生の絆もまた一段と深まったように思います。

お疲れ様でした!

医技専でしか学べないこと

こんにちは、作業療法学科の藤田です。

今回は医技専の教材開発についてご紹介致します。

皆さんもお気付きのことと思いますがインターネットの発展で、いつでもどこでも好きな時に勉強できるようになりました。

さらには、これは無料でいいの?と思えるような専門的な内容も発信されています。

その気になればスマホ一つで何でも学べる時代が到来したといっても過言でないでしょう。

医技専でも数年前から、本校でしか学べない教材の開発を行っています。

既存の教材ではなかなか手の届かない、実感しにくい、理解しづらい部分を教員は日々の授業から良く分かっています。

それらを抽出し、私たちが今持てる最高レベルの教材を日々研究しているのです。

最近では学科を超えてこれらの取り組みを行っています。

  

この場面は教員が患者さん役、セラピスト役を担い、シナリオに沿って移動動作のリハビリテーションを行っている場面です。

撮影前の最終確認です👍

  

いざ撮影スタート!

患者さんの動きが少しでも伝わるでしょうか?

カメラのアングルや言葉かけ、セラピストの所作に至るまで相当にこだわって作っています。

これを見た学生さんが、わかりやすいということも重要ですが、あたかもその場面にいるような体験をし、少しでも心が動いて欲しいと願っているからです。

今私たちができる最高峰を記録しています。

ですので来年はさらにアップデートさせます。

終わりがないのです💦・・・正直ちょっと大変(;^_^A・・・

 

終わった後は緊張で汗だくになりますが、同時に学生さんの反応が楽しみになります。

このように医技専でしか学べない取り組みや教育が数多くあります。

今後も紹介していきますのでご期待ください😊

 

※こちらで撮影された動画はさっそく活用されましたよ★

令和3年度たてわり授業開始

作業療法学科ではイギセンで出会えた「縁」を大切にしよう!をテーマに、毎年、たてわり授業を実施しています。

たてわり授業とは??

他学年合同でチームを編成し、課題に取り組む授業です。

今年度で8年目を迎えた本授業は、学生間では「10月からたてわりという授業があるよ」と先輩から後輩へ、かたりぐさになっているようです。

(嬉しいな😢)

昨年度はコロナ禍のため、リモートで実施となりましたが、感染対策を整えて、対面で実施できる日を迎えられたことがとても嬉しいですね。

さて、初回の今日は、まずは顔と名前を一致させようと、グループ間で緊張しながら自己紹介。

・・・まだまだ緊張感気味の皆さん。少しでも心の距離が近づけるように「コンセンサス・ゲーム」に取り組みましたよ。

こちら、毎年行う脱出ゲーム。

今年はどこから脱出するのかと言いますと、、、宇宙✨

未知の世界「宇宙」から、地球へ帰るために!身辺に残った15のアイテムの中で重要度の高い順に1~15番までに、順位を決めることをグループで話し合いました。

コンセンサス・ゲームのルールは、合意形成なので多数決はNO。

とにかく、ひたすら話し合いました。先輩・後輩も関係なく、白熱討論となったグループもあったようです。(いいね!)

優勝チームの決め方は、グループ内で決めた順位と模範解答順位との差を求め、さらに、差の合計を算出。

合計が最も小さいグループが優勝となります。

優勝チームの皆さん(^^)/(優勝インタビューが、最高!)

また、来週もよろしくお願いします。

1年生 OT×PT 多職種連携教育2回目

こんにちは!作業療法学科の四元です。

今日は「日本の法律で定められている、お互いの職種の定義より、具体的な仕事内容を理解する」ことが授業目標でした。

定義を読んで、なんとなくイメージはできるけど…という、モヤモヤ部分。

(うん。わかる、わかる。)

ということで、どうやってモヤモヤ部分を可視化しようかなと、教員同士で知恵を絞り、動画作成しました。

(^^)

理学療法士の動画を見て、気づかれた方も多かったでしょうが、各学科の教員が出演しています。

よく見ると、、、。

実は。。。撮影の裏側は、こんな感じ。

打ち合わせ後、アングルを決めて☞撮影開始。

(この動画教材作成については、またの機会に。)

動画視聴後は、お互いの職種について理解を深めることを目的に、仕事内容について説明できるチラシを作製すること30分。

完成したポスターを教室の壁面など貼り、その後、学生は1枚1枚閲覧しました。

そして「いいね!」と感じるポスターへ投票を行いましたよ。

次回の授業で、投票結果を発表します。

お楽しみに✨

1年生 OT×PT 多職種連携教育1回目

こんにちは!作業療法学科の四元です。

多職種連携教育とは、2つあるいはそれ以上の専門職が協働とケアの質を改善するために共にもに学び、お互いから学び合い、お互いのことを学ぶことです。

今日は「自分自身が目指す職業のイメージを可視化しよう」という授業目的のもと、PT学科の皆さんと学びを深めましたよ。

イメージの可視化…まず初めに、お互いの仕事をどう思っているのか?イメージを含めてアンケート調査。

PT学生は作業療法について、OT学生は理学療法についてアンケートを回答。

回答内容は、全員がすぐに閲覧できる状況なので、出てきた結果に対して、グループ内で感想を話していましたよ。

では、アンケート結果の一部をご紹介。

理学療法に対する多いキーワードは「かっこいい」。

本日の授業感想には、OT学生が理学療法に対するイメージ通りのカッコイイ理学療法士になるために、勉強を頑張ります!と決意表明をされた学生多数。(頼もしい!)

作業療法に対するキーワードは「優しい」。

授業感想では、優しいイメージを持ってもらえて嬉しかった。一緒に仕事をして、認め合えるような存在になりたい。と未来をみつめる内容が多かったです。(素敵✨)

次回は「具体的な仕事内容を知る」です。

張り切って、授業の準備をしますね!!

脳トレ教室の活動を全国大会で報告しました

こんにちは!作業療法学科の藤田です。

本校では10年以上にわたり、毎週1回、高次脳機能障害家族会のメンバーと「脳トレ教室」を実施してきました。

本活動を会の代表である野角さんが、「日本高次脳機能障害友の会2021年オンライン全国大会」にて報告しました。

今年度の大会はコロナの影響でオンラインでの発表となりました。

オンラインでの発表は不安との事でしたが、作業療法学科でサポート致しました。

発表内容は私たちがこれまで取り組んで来て本当に良かったと思える内容でした。

全国でもこのような活動は珍しく、他団体からは羨望の眼差しで見られたようです。

高次脳機能障害は目に見えない障害と言われます。

理解されにくく、悩んでいる方々がたくさんいらっしゃいます。

高次脳機能障害への支援については作業療法士の専門領域の一つです。

「脳トレ教室」の取り組みについてはこれまでも多くの記事をあげていますので見て知って頂ければ幸いです。