糸を使ったアート作品

こんにちは!作業療法学科の四元です。

土台は何色がいいかな?
青色も明るい色もあれば、くすみ色もあるんだね。今日は、この青色を塗ろう。

頭に作りたいデザインを思い浮かべたら、木の土台に釘をうちつけます。

どうやら、釘もピカピカな金色、銅色に近い色もあることを知ってた?

次に糸を張り巡らせます。

レース糸の色は決めたかな?
→先生、よく見たらこの白色の糸には、銀色の糸が入ってる!
→よく気づいたね。

仕事の技術を学ぶ授業で、1年生はスリングアートに取り組みました。作業療法のお仕事は、リハビリの前から対象者のことを考えて、ある程度の段階まで作業療法士が事前に下準備するのか?それとも、ゼロから一緒に作り上げるのか?から、スタートしています。

次は、作品を作る前に、対象者はデザインをどこまで想像できたかな?制作中は、糸の張り方の順番は覚え続けられていたかな?制作前後の、身体の動き、心の変化は?などなど…対象者の分析を進めます。

実は、作業療法士は作業活動を進める空間も、対象者に合わせて設定します。

私は、この授業で無意識の仕事内容を文字化にすることで、仕事の原点に帰り、目には見えない世界も考える作業療法士のお仕事がいいなと改めて感じています。

宜しくお願いします。

これは何でしょうか?

こんにちは!作業療法学科の四元です。

建物と住所が合致するように、人のからだにも部位に合わせて名前があります。

OT1年生は、名前を覚えることから始め、やがて、はたらき、もしくは、しくみを学びます。

毎年恒例となりました、骨口頭試問(こつこうとうしもん)の様子です。

骨口頭試問とは?学生が骨の模型に指差ししながら、ひとつ、ひとつ部位名を答えるというテストです。

どうやって覚えるのかな?と観察していると、グループ間で早押しクイズのように進めたり、二人一組で、もしくは各個人で黙々と…

覚えるスピードも個人差がありまして、あっという間に覚える人、亀のあゆみのようにゆっくりな人。

毎年、この時間にみられるOT学生の特長は、グループ内に覚えられない学生がいても見捨てない姿勢です。

実は、試験に合格したら宿題を始めていいよと伝えているのですが、やっぱり、友だちが合格するまで付き合っています。

自然と助ける姿勢が仕上がる様子を客観的に見ていると「いいね!」と心でつぶやいております。

魔法のつえをもらう

こんにちは!作業療法学科の四元です。

保育観察実習が終了しました。

しらゆきこども園、こまつばら幼稚園、株式会社ハンズウェルの皆様、ありがとうございました。

前回お伝えしたとおり、実習後レポートには、現場での貴重な学びに関する気づきや各施設の職員に対する感謝の気持ちが書かれてありました。この経験は、学生にとって、これからの人生につながると信じています。

じつは、私も本実習では、嬉しいことがありました。

なんと、しらゆきこども園の年長組さんより「魔法のつえ」をもらいました。

早速「エクスぺリアームス」と、某有名な魔法使いのマネをしたのですが、使い方が違うよと冷静に言われました😅

使い方は、鉛筆を差し込むと絵が上手になる魔法のつえとのことでした。

(先走りすぎて、ごめんなさい。)

つえを見ながら、改めて手作りプレゼントに感激して、いつか魔法が使えると信じていた幼い頃を思い出しました😊

太陽は何からできているでしょうか?

こんにちは!作業療法学科の四元です。

これは、5歳児から学生へ出題された、なぞなぞ。
もはや「なぞなぞ」の域を超越していると感じるのは、私だけでしょうか。
そもそも「なぞなぞ」とは?言葉の意味も気になりだしたので調べてみました。
謎謎とは、とんちが必要な問題を出し、相手に答えさせるクイズ、言葉遊び。(goo辞書)

うん、なるほど。

さて、答えを知らない私は、インターネットで調べてみました。

す、すごいぞ!5歳児!
(答えが気になる方は、ぜひ調べてみてくださいませ。)

学生は保育観察実習先での学びや、出来事(ドラマ)をレポートにて提出します。
私はレポートを読みながら、学生ならではの発見やこどもとのやり取りに、フフフと笑ってしまうこの頃。

「なぞなぞ」の続きには、その答えを学生へ教える園児の姿が書かれていましたよ。

こどもから学生は学び、学生から私は学ぶ。

学びの連鎖が実習を通して生まれています。

子どもの頃の気持ちを忘れない

こんにちは!作業療法学科の四元です。

作業療法学科3年生は、来週より保育観察実習が始まります。

子どものコミュニケーション…私たちも、むかし、むかしは子どもだったのにね。

どうやって声をかけたらいいのかな。

実習の事前学習として、お世話になるしらゆきこども園、こまつばら幼稚園の先生方からアドバイスを頂きました。

さらに、キャリアデザイン専門こども学科の先生からは、実際に身体を動かしながら、子どもと関わるときのポイントを教えて頂きました。おりがみや、バルーンあそび、新聞紙を用いたあそび、しっぽとり、、、3年生はひとつひとつを楽しみながら学びを得ていました。

気づかされることが多かったようで「そうなんだ」と頷く学生もいました。

授業内では、今、5歳児クラスで流行っているあそび。

「だるまさんがころんだ~だるまさん日常生活~」と題して、本気のだるまさんがころんだをしましたよ。

では、あそびの説明をしますね。

1)ルールはだるまさんがころんだと同じ。違うことは、鬼は普段だるまさんがどんな生活を送っているのか想像力をふくらまし、生活の一こまを切り抜き指示をします。だるまさん役は、そのまねごとをします。

例「だるまさんが、新聞を読む」→だるま役は、新聞を読むまね。

2)鬼は、本気度をチェックします。本気度とは、だるま役は、指示に対してどのくらい忠実に再現できているのか?鬼の指示と、その反応のスピードなどなど。基本、鬼の采配で、合格か?不合格か?が決まります。

本気のだるまさんがころんだ。おススメの遊びです。

来週からの実習は、楽しんで過ごして欲しいです。

 

作業療法学科23期生が旅立ちました!

こんにちは、作業療法学科の浅井です。

3月5日、卒業証書授与式が挙行されました。
卒業を迎える方々の日頃の行いもあって、当日は快晴でした。
無事に卒業の日を迎えられたことはひとえに保護者の皆さんのご協力のもと、何より各学生の努力の成果の賜だと思います。
おめでとうございます。
この卒業は人生においてもひとつの通過点に過ぎず、ここから作業療法士として新たなスタートを迎えます。
学校で学んだこと、そして、これから新しい学びを通してたくましく成長していくことを学校教職員一同望んでいます。

(追記)

この会場は3年生が手作りで作成してくれました。

先輩後輩の絆が育まれていることを誇りに思います。

3年生ありがとうございました!

良い会場で卒業証書授与式を行えました。

 

医療・介護・福祉に興味のある方、今月26日にオープンキャンパスもあります。
本校は、6学科を有し、横断的つながりもあり、また、先輩後輩の垣根をこえて縦割り授業などとても楽しく学べ、コロナ禍においても遠隔授業をはじめ、近年ではVRを使った演習など新たな取り組みもはじめています。
この機会にぜひ足を運んでいただければと思います。

オンラインテストが行われました

こんにちは!作業療法学科の藤田です。

コロナの感染拡大に歯止めがかからない状況です。

本校でも様々な防疫対策を講じながら教育が止まらないように取り組んでいます。

臨床実習での面談も現在はリモートが中心です。

このような状況ですが、作業療法士の卵達は一生懸命学んでいます。

学内では経験することのできない、臨床現場での生の経験を積ませていただいていることに、改めて感謝しているところです。

さて、本日は解剖学のオンラインテストが行われましたのでご紹介します。

本来であれば自宅で受験できるようになると思いますが、もう少し検討が必要です。

本日も2名の学生さんの端末のトラブルがあり、紙での受験に切り替えました。

トラブル時にはすぐに教員が対応します。

皆さんPCを前に試験開始を待っています。

いざ開始!

静かな教室にカタカタと入力音が響きます。

私たちが行うオンラインテストは選択式だけでなく、記述式の問題もあります。

本日の解剖学の試験では神経系の精細な図の問題が出題されました。

オンラインテストは紙の試験と比較して図表が鮮明という良さもあります。

入力は慣れている学生さんは手書きより早い方もいますよ~

もちろんタブレットでの受験も可能です。

選択式の問題は答案送付後、すぐに結果と解説を見ることができます。

そんな余裕はありませんけどね💦

みなさん90分間いっぱいに使って、最後まであきらめずに取り組んでいました!

お疲れ様でした!

令和3年たてわり授業総括

こんにちは!作業療法学科の藤田です。

令和4年になって初めての投稿になります(^^

コロナウイルスの感染拡大が危惧される中、今週より作業療法学科3年生の評価実習が開始されました。

評価実習では3週間の病院での実習を通して、作業療法を行う上で必要な評価を行い、対象者の方の生活していく上での問題点を洗い出し、その改善策や支援計画をたてる実習になります。
よってこれまでの技術と知識をフル動員して望む非常に高度な実習となります。

実習に行くまでにもいくつも大変なことがありました。
誰一人として感染しないよう、徹底したリスク回避策を行って参りました。
その反面3年生の皆さんは実技練習等の機会は少なく、色々と辛抱しなければなりませんでした。。。

本当に色々な事がありますが、おかげ様で全員実習を行うことができます。

実習指導をして頂く病院、施設の皆さまには感謝申し上げます。

さて、実習の事もいずれどこかでご紹介しなければなりませんが、本日は昨年の最後の登校日に行われた「たてわり授業」の紹介を致します。

この日は、3年生が運営を行い、1,2年生に対し様々なメッセージを発信しました。

まずはアイスブレイクで、余興を披露!教員当てゲームです。

私たちの特徴を本当に良く捉えていますね💦

1,2年生も爆笑していました💦

私たちはこんな癖があるんだぁと恥ずかしかったり、その観察力に感心しながら見ていました💦

次に、3年生の竹下さんが、自身の祖父を対象に作業療法の観点から評価し、現在の生活の困りごといついてとその改善策を報告してもらいました。

予防策を3年生が実演しています。


その次に、3年生の原村君が自身のケガと入院を通じて、疾病に対しての医学的な考察と、療法士の卵の視点からの気づき、今後の学生生活の過ごし方と下級生へのメッセージを送ってくれました。

1,2年生は先輩の報告を大変熱心に聞いていましたよ。
質問はスマートフォンから匿名で自由に行えるようにしました。
たくさんの質問にも一つ一つ丁寧に答えていました。

最後にたてわり授業の感想を聞いたところ、図のようなワードクラウドができあがりました。
文字の大きさは、たくさん書き込まれた言葉を表しています。

「もっとも印象に残ったのは「先輩の優しさ」でした。

来年はどんな繋がりが生まれるのか私達も楽しみです!