先日、診療放射線技術学科4年生を対象に、告示研修(法令改正に伴う研修)が行われました。
法令改正に伴い、診療放射線技師は
・静脈注射
・動脈路にルートを接続する行為
・造影剤を注入する行為
等を行うことが認められます。
そのため、しっかりとした研修を受ける必要があります。
午後からは、5時間以上にわたり、実技研修を行いました。
模型を使用して行いましたが、意外と楽しそうです。
臨床現場に入ってから、学んだことをしっかり実践していただきたいです。
みんさん、こんにちは。😊
今回は診療放射線技術学科の平原先生の研究論文が学術誌に掲載されましたので、その内容を紹介します。
研究はAI(人工知能)を用いた内容で、鹿児島大学の救急科と一緒に行われたものです。
論文の詳細は以下のURLから確認できます。興味のある方はぜひ😊
AIや機械学習ってよく聞くけど、実際どうなの?って感じですよね。🤔
最近、医療の現場でもものすごく使われていて、診断や治療の支援なんかにも活躍しています。
特に診療放射線技師の仕事では、この技術が超重要になってきてるんですよ。
うちの学校にはAIにすごく詳しい先生がいるので、学ぶのも効率的で楽しいです。😃
論文に掲載されたという事はその内容が世の中の役に立つと認められたという事です。👏
今回の研究内容ですが、簡単に説明すると以下の内容です。
研究の成果:この研究により、手術後の管理がより効果的になり、子供たちが安全に回復できることが期待できます。AIにより特別なプログラムを使って平原先生が予測できるようにしたのです。✨
AIや医療の進歩で多くの人たちが昔より元気に過ごせるようになっています。
研究の詳細に興味のある方は、最後に研究の詳細を載せていますので見てみてください。📚
そして、もっと詳しく知りたい方やこの分野に興味がある方は、ぜひうちの学校のオープンキャンパスに参加してください。
先生や学生たちと直接話ができるチャンスです!みなさんの参加をお待ちしています。😊👍
4年生は6・7月の8週間にわたり核医学分野・放射線治療分野の臨床実習があります。
私は奄美大島に臨床実習施設の訪問に行ってまいりました ( 今年は40施設を教員で手分けして訪問 )。
流石の海です。
空港から車で名瀬に向かっている時に、フッと国道58号の標識が目に入りました。
国道58号といえば沖縄のイメージを持つ人が多いかと思いますが、鹿児島市から始まり種子島、奄美大島を通り、沖縄の那覇市までを縦断する日本一長い国道です(割と有名)。
鹿児島から沖縄まで?道があるの?橋?トンネル?
いいえ、何もありません。海です。
実はこの国道58号は海上国道と呼ばれる、道のない海上部分が存在し、総延長881.9kmあるそうです。
気になったので起点にチョット行ってみました。
ココです。
鹿児島県民文化センターの前です。
振り向くと“西郷ど~ん!”
因みに実習先の学生は頑張っていました。
みんなこの実習期間に大きく大きく成長して帰ってくることでしょう(望)。
診療放射線技師は、日常的な業務以外に、研究力も問われる職種であります。
特に最近は、より高度な知識を要求されるため、より研究力を問われるようになってきております。
本校でも、「卒業研究」という科目で、研究力を養うことができます。
当然、卒業研究を教える教員にも研究力が必要なわけであり、学生とともに研究力を磨いております。
そんな「研究」ですが、診療放射線技術学科教員の研究内容が、先日海外雑誌に掲載されました。
ざっくり内容を説明すると、MRIの機械を用いて、試験管で実験をしたら面白い結果になりましたよ、といったものになります。
こういった、「研究」に関する話題も、オープンキャンパスに来ていただければお話しできます。
ぜひ、オープンキャンパスにお越しください。
こんにちは。
診療放射線技術学科の馬場です。
7月9日、10日の2日間、富士フィルム株式会社による特別講義を3年生に向けて実施しました。
講義内容は「AI開発体験」で、大腰筋抽出(Segmentation)と骨粗鬆症リスク判定(Classification)のモデル構築を行いました。
学生にはAIを学習させるための教師画像作成(アノテーションという観察部分に目印をつける作業)に取り組んでいただきました。
精度の高いAIを開発するには良質なデータが必要です。
アノテーション作業はAIの精度に大きく影響するので大変重要な工程となります。
学生等は周りと相談しながら楽しくアノテーションを行っていました。
今回の講義では、医療×AIに関する知見だけでなく、AI開発の大変さも理解できた大変有意義な講義だったと思います。
今後も「医療×AI」教育を率先して取り込んだ診療放射線技師教育を行っていきたいと思います。
少しでも興味を持った学生は、是非オープンキャンパスへご参加ください。
オープンキャンパスの体験学習では、「Excelで画像を作成しよう」を私は行っております。
それでは(@^^)/~~~
早期臨床体験実習とは、入学したばかりの学生が実際に医療の現場を体験することを目的とした実習です。
早期に臨床実習を体験することにより、医療従事者としての自覚を持つことができる、とされ、医学部では当たり前のように行われております。
診療放射線技術学科では、これまで臨床実習が開始されるのは3年生からでしたが、本年度、2年生を対象とした早期臨床体験実習を計画し、先日、相良病院にて実習が行われました。
相良病院(https://www.sagara.or.jp)は鹿児島市中心部に位置する、とても綺麗な外観の病院で、特に乳房検査に力を入れております。
現場の診療放射線技師さんに、講義を行っていただきました。学生も一生懸命聞いております。
講義のあとは、乳房X線撮影(マンモグラフィー)の撮影手技について、教えていただきました。
乳房の超音波検査も教えていただきました。解剖が難しいですね。
みなさま、大変勉強になったようで、将来診療放射線技師になるということを改めて自覚したようです。
来年度以降も、早期臨床体験実習を継続して行いたいと思います。
本学科の4年生は現在、放射線治療・核医学検査に係る内容について、北は埼玉県、南は沖縄県での病院で実習を受けている真っ只中です。それぞれが色々と経験をされ、様々な事を感じているかと思います。
今回の臨床実習を通して、少しでも「学び」が深まることを期待しています。酷暑が続き、また、沖縄と奄美大島以外はまだ、梅雨の最中で大雨が今後、心配されますが、最後まで気を引き締めて臨床実習を頑張っていただきたいと願うばかりです。
診療放射線技術学科では、4年間のカリキュラムを経て、国家試験に無事合格すると、
「診療放射線技師」の国家資格が付与されます。
国家資格を取得できることは、非常に素晴らしいことであります。
ただ、本校に入学する方にはもうひと踏ん張りして欲しいと私は考えてます。
なぜなら、大半の方は国家試験に合格できるのであり、
「他の人より秀でている部分はありますか?」「何か4年間の学生生活で達成したことはありますか?」
と聞かれた際、返答に困ってしまうと思います。
診療放射線技術学科に入学する学生にお勧めする資格に、
第1種放射線取扱主任者・医療情報技師
などがあります。
この資格を学生のうちに取得しておくと、就職活動の際に履歴書に書けますし、
何より自らの付加価値を高められます。
「自分の付加価値を高める」ということで、私も資格取得にチャレンジしてきました(1年前です、、、)。
その結果、こんな賞状をいただけました。
「磁気共鳴専門技術者」は、MRIを専門とする技師の取得できる資格で、「上級磁気共鳴専門技術者」は、もう1段階上の資格に該当します。
鹿児島県ではまだ2人しか認定されていないということで、「付加価値」を高めることに成功したといえます。
年寄りの私でも「付加価値」を高めることができました。
若いみなさんもきっとできると思います。
本校に入学した際には、付加価値を高めること、資格取得にぜひチャレンジしてみてください。