4年生の学生さんは診療放射線技師国家試験の受験まであと1ヵ月少しとなりました。先日、全国統一模擬試験を受験され、来月の国家試験をイメージしながら、一問一問に真剣に取り組んでいました。国家試験の合格に向けて、朝早くから夜遅くまで努力してきた学習がどうぞ、実を結びます様に。
そして、寒中の冬を乗り越えて、花咲く春が訪れます様に。
こちらは先日行われた診療放射線技術学科のパンフレット撮影の様子です。
思っていたよりノリノリで楽しそうです^^ 出来上がりに乞うご期待!
学生の中には「休日よりも学校の方が楽しいから早く月曜日になってほしい」という声もあるほどです!(゚Д゚)
本人たちにとって学校生活はとても充実しているようですね!
明日、24日からしばらくの間、冬休みに入りますが、冬休みも早く終わってほしいと思うのでしょうか???
私もその心構えを見習いたいものです!(‘◇’)ゞ 流石です!
学校の雰囲気、様子、職種について少しでも興味があれば、ぜひ進学相談会、オープンキャンパス
にご参加下さい。
次回の進学相談会は、2022年の1/8(土)、2022年の1/15(土)、2022年の2/26(土)、
オープンキャンパスは、2022年の2/5(土)に開催予定です。
また、オンラインによる進学相談会も実施しています。
全てWEBで簡単に申し込みができます。ご参加お待ちしております★
以下URLから申し込みが可能です。少しでも迷っている方はぜひ参加してみませんか^^
ブログをご覧になっている皆さんこんにちわ・こんばんわ
今回は、11月10日に開催されました、本学科の卒業研究発表会についてご紹介したいと思います。
昨年は、新型コロナウィルス感染症の影響で発表会の開催はありませんでしたが><、今年は無事に開催となりました^^
4年生はこの日の為に資料の準備・発表練習を行い準備万端っ!!!
指導教員の元、各グループが研究の集大成ともいえる様々なおもしろい発表を行ってくれました^^!!
また、会場には来年度の卒業研究を見据えて、3年生も参加して盛大なものとなりました。
写真は、発表会時の写真です。
会場は大ホール!!
聴講も100人規模
真剣に自分たちの研究成果を発表しています。
緊張感が伝わってきますね”^^”
学生や教員、さらには座長からもたくさんの質問が飛んできます。
質問に答えている様子です。
自分たちで質問に対する回答もしっかり話すことが出来、練習の成果が出てました^〇^!
発表の間は緊張感がつづく場面も多かったですが、終了後はみんな笑顔にあふれていました^^☆☆☆☆☆☆☆☆記念写真☆☆☆☆☆☆
この経験が、4年生をまた1段階成長させてくれました。
あとはこの勢いで国家試験合格に向けて一直線~^^!!
少し前のお話になりますが,9/10(金)~9/12(日)の期間で開催された,日本磁気共鳴医学会大会(日本中のMRI好きが集まる学会と思ってください)に参加してきました.参加といっても,本年度はつい先日まで日本中でコロナが蔓延しておりましたので,現地参加はせず,Webで聴講のみさせていただきました.
概念図-MRI-
概念図ー一般的な写真ー
先にMRIの写真の撮り方を簡単に説明します.一般的なカメラでは,写真を撮られる対象者がいて,その人に当たった光をカメラの中に収めることで写真ができあがります.一般的に「レントゲン」という言葉で表現される,X線を使った写真では,写真を撮られる対象者がいて,その人に当たったX線をカメラの中に収めることで写真ができあがります.それではMRIの写真はどうかというと,MRIでは,「ラジオ波」という,特殊な電波を写真を撮られる対象者に当てて,そのラジオ波によってその人がどのように反応したか,それを写真にしております.
私は特に「マルチパラメトリックMRI」という分野に興味を持っており,それに関連した内容を受講しました.
今までのMRIの写真は,ある写真を撮る条件で,あるコントラスト(白黒の程度が体の部位によってどのくらい異なるかということです)を強調した写真を得る,というのが大前提でした.実際には,患者さんの病気の正体を見破るために,「あるコントラスト」を強調した写真が複数必要(例えばひとつめの写真で水を強調した写真,2つ目の写真で脂肪を強調した写真,3つ目の写真で血管を強調した写真・・・)なために,結果的に検査時間がかかっておりましたが,その欠点を補う新しいツールがマルチパラメトリックMRIです.
マルチパラメトリックMRIでは,ひとつの写真を得る条件で,後処理により複数のコントラスト強調画像を得ることが可能で,検査時間の大幅な短縮が可能な技術です.しかも,今までのMRIでは,白い・黒いといった情報のみしか得られませんでしたが,マルチパラメトリックMRIでは「この組織は数値で表すとどのくらい」といった情報まで得られます.
今回説明した通り,MRIはとても奥深く,非常に面白い分野です.今回の記事で,少しでもMRIの面白さがわかっていただければ幸いです.
今回は,皆さんに診療放射線技師の業務拡大についてお知らせします。
診療放射線技師法等が改正され,令和3年10月1日より施行されます。今までは行うことができなかった医療行為を診療放射線技師が行えるようになります。改正の内容は以下の通りです。
1.核医学検査のために静脈路に放射性医薬品を投与するための装置を接続する行為、当該放射性医薬品を投与するために当該装置を操作する行為並びに当該放射性医薬品の投与が終了した後に抜針及び止血を行う行為
2. 1.に加えて、改正省令により、診療放射線技師が実施可能な放射線の人体に対する照射又は画像診断装置を用いた検査に関連する行為として、次に掲げるものが追加されたこと。
ア 静脈路に造影剤注入装置を接続する際に静脈路を確保する行為
イ 動脈路に造影剤注入装置を接続する行為(動脈路確保のためのものを除く。)及び造影剤を投与するために当該造影剤注入装置を操作する行為
ウ 下部消化管検査のために肛門に挿入したカテーテルから注入した造影剤及び空気を吸引する行為
エ 上部消化管検査のために鼻腔に挿入されたカテーテルから造影剤を注入する行為及び当該造影剤の注入が終了した後に当該カテーテルを抜去する行為
3.医師又は歯科医師が診察した患者について、その医師又は歯科医師の指示を受け、出張して超音波診断装置その他の画像による診断を行うための装置であって厚生労働省令で定めるものを用いた検査を行うときが追加されたこと。
4.病院又は診療所以外の場所において、医師又は歯科医師の立ち会いなしにエックス線の照射を行うことができる場合として、乳がんの集団検診においてマンモグラフィー検査を行うときが追加されたこと。
最も大きな変更点は,前回の改正で,抜針(検査終了後に注射針を抜く行為)はできるようになったのですが,今回の改正では検査の為の静脈確保いわゆる穿刺(注射針を刺す行為)ができるようになるということです。今までは造影検査(造影剤を体内に投与してより詳しく見る検査)をする場合には医師・もしくは看護師が穿刺を行っていたのですが,これによって診療放射線技師だけで造影検査が可能になります。抜針と比較して穿刺はそう簡単にできるものではありません。よって,これらの行為を行うためには,厚生労働省が指定した研修を受ける必要があります。来年度の入学生からは,養成校でこれらの教育を行っていくことになりますので,それに対応するため,我々教員も現在研修を受けている最中です。
診療放射線技師の本質は診断価値の高い画像を作成し提供することです。その画像を作成するための一連の作業を診療放射線技師が行えるようになることは責任も重くなりますが,それらを工夫することによって,今まで以上に診断価値の高い画像を提供することが可能になるのではないかと期待しています。実際に注射針の太さの違いで得られる画像の質が変わるのを私も経験しています。
今後のオープンキャンパスの体験学習では,腕の模型を使用した穿刺(注射)体験等もやっていこうと考えています。一度参加したことのある方も新しい体験ができますので,再度ご参加ください。お待ちしております。
2ヶ月に及ぶ臨床実習を終えた四年生ですが、国家試験対策もこれから本格化してきます。
そして、そろそろ就職活動の事も考えていかなければなりません。
就職といえば先日、診療放射線を対象とした就職ガイダンスが行われました。
鹿児島県はもちろん、他県の御施設(オンラインにて開催)にもご参加頂き、各御施設の特徴や魅力について説明して頂きました。
学生達は真剣に話を聞き、自分の理想とする就職先のイメージを膨らませているようでした。
ちなみに、毎年の就職内定率は100%となっています!本校には就職を支援する事に特化したキャリアセンターという部署があります。
就職に関するバックアップも万全ですので、ご安心下さい^^
4年生はこれから色々と忙しく大変ですが、後悔のないように残りの学校生活を過ごしていきましょう!