体を動かすことで学習効果をあげる?

本日の失語症学Ⅰの講義では、聴講者の学習効果を向上するためにはというテーマで、いつもの協働学習に「ボールパス」を取り入れて実施しました。

これだけでなく、チームメンバーを褒めまくったり、オーバーに声を出しあったり、

スピードを上げて記憶学習を行ったりも・・。振り返りの間違い探しも全員が正答してくれました!!

 

いつもはメンバーで相互に学びあう机上学習が多かったのですが、今日は体も使ったため、「暑い熱い」時間を過ごせたという感想を頂きました。

また、機会があったら一緒に楽しみたいと思います。

聞こえを探求・こどもの発達を探求

先日、千葉県成田市で行われた国際学会に行ってきました。

 

成田市までは、鹿児島から空路羽田空港まで向かい、それから電車で2時間程かかりました。

 

台風接近で雨が降り続き足元が悪い状況でしたが、3日間の学会ではオーストラリアやアメリカ、韓国の言語聴覚士の研究発表を聴講したり、言語聴覚士の未来について意見交換することができました。

 

さて、聞こえを探求し、この学会にて発表を行った「松田悠佑さん」の紹介です。

今回、「Glucose Metabolism in Primary Auditory cortex of Postlingually Deaf Patients: Objective Evaluation of PST」という演題で発表を行いました。

聴覚専門の言語聴覚士は非常に少なく、この分野を切り開くことで新たなステップを踏み出している卒業生です。

 

つぎは、こどもの発達を探求している「古里恵さん」の紹介です。

今回は「Evaluating Lexical Reading Procedure of Printed Words in Japanese Primary School Children」というタイトルで発表を行いました。

言語聴覚士もこどもの発達の専門家です。古里さんは卒業後に大学院に進学し、学習障害の研究をされています。これもまた、言語聴覚士の世界では未発達の分野です。

 

2人が前人未到の世界を切り開こうとする姿に、ただただ敬服いたします。

この学会は、国際学会でしたので、発表を質問も全て英語で行っていました・・。

教え子の成長に心から拍手を送りたいと思います。

先生も負けじと頑張りますよ~~~。

地域を知る旅、故郷の良さを味わう旅

先日、私の縦割り班メンバーで「地域を学ぶ視察小旅行」と題して、指宿方面を巡って来ました。

指宿出身メンバー2名が旅程をコーディネートしています。

<池田湖と開聞岳>

ドライブインに立ち寄り「むらさき芋ソフトクリーム」と池田湖名物の「大うなぎ」を見学しました。

うなぎには名前がつけられてたんですが・・・。

<唐船峡>

池を泳ぐチョウザメに驚きながらメンバーでそうめんと川魚を頂きました。

そうめん流しは写真の通りグルグルと回っています。

 

 

 

 

 

 

 

次はここ!!

ひまわりが本当にきれいでした。

<鰻温泉>

西郷どんゆかりの地「鰻温泉」です。

集落のいたるところで噴気がモクモク。住宅の床下からもモクモク。見たことのない光景でした。

当日は工事中で入浴は出来ませんでした。残念!

<砂蒸し温泉> 利用客は外国の方が多かったです。

遠くに<知林ヶ島>が見えます

錦江湾の指宿市沖に浮かぶ美しい無人島です。3月から10月にかけての大潮又は中潮の干潮時に、砂の道が出現し歩いて渡ることができるそうです。

最後にコーディネーターからの一言です。

Aくん:指宿を案内することになった時、「案内する場所ないな~」と思っていました。しかし、自分では気付いていないだけで、周りの人からしたら驚くような場所や珍しい場所があるんだと認識させられました。指宿は改めて自分の思い出の詰まった場所だと感じることができました。これらか先も観光地としてもっと繁栄して欲しいですが、若者の流出等もあって過疎化が進むと思います。自分の力は微力ですが、故郷のためにSNSなどを利用して情報を発信していきたいと思います。

Bさん:自分の故郷に興味をもってもらえて嬉しかったです。自分も改めて故郷に対して関心と愛着がもてました。旅行の道中、活気がなく感じることが多くありました。大変魅力的な町ですが、周囲に店がなく不便な場所が多いように思います。観光地の雰囲気を残しつつ、観光地と居住地の区分けなど、生活の利便性をもっと向上できたら良いのではと思います。

 

今後も縦割り班のメンバーで地域を巡る旅を続けたいと思っています。

 

15期生卒業研究発表会

どーもー。ST学科教員のtomiyamaです★

今年もこの時期がやって参りました。

(僕の指が写っててスミマセン…)

そう!卒業研究発表会です。15期生(4年生)はこの日の為に、3年生の時からテーマ・実験方法・データ収集・分析を積み重ねてきました。

気になるテーマは…

『音楽の同調作用による心拍数への影響~Beat Emotion~』

『表出手段の差異におけるoxyHb濃度変化について~NIRSを用いた検討~』

『音声波形に対する工学的組み換えに伴うフォルマント周波数の変化』

『流行から見るコンピュータゲームジャンルと高次脳機能の変化とその関係』

『共感覚保持者の特性について~記憶力や性格に着目して~』

『各個人の開口と認識する一口量の関係について~一口量の調節による食思の変化~』

などなど、他にもたくさん興味深くておもしろい研究ばかりでした!

あとは国家試験合格に向けて突っ走るのみ!

4年生の皆さんお疲れ様でした。

 

by   tomiyama☆

今年もCertified Practitioner of NLP★

どうもー♪ tomiyamaですっ☆

お盆はいかがお過ごしでしたか???

僕はこの暑い中ゴルフに行き、この通り↓↓↓

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こんがり焼けて、あまりの暑さに軽い熱中症になり、大人しく家でのんびり過ごしていました…

 

さて、ST学科の3年生は毎年この時期になると、一大イベントがあるのです。

タイトルのCertified Practitioner  ofは「~の実行者(熟練家・専門家)として認定されました」という意味ですね。では、何の?ってなりますよね。

実は…Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)の事で、別名「脳の取り扱い説明書」とも呼ばれる、最先端の心理学なんです。NLPと略されて使われるみたいです。これは、1970年代に開発され、現在ではすでに「第3世代」と言われる最新のスキルが主流となり、セラピーやカウンセリングの現場だけではなく、人生全般に素晴しい効力を発揮するとされて、世界の各界トップレベル層が学んでいることで知られています。NLPは、最強のコミュニケーションの手法として極めて優れており、同時に目標達成や自己成長にも大きな効果をもたらします。(日本NLP協会HPより)

こんなすごい資格を誰が認定されたの?というと、本学科の3年生19名、僕ともう1人の教員2人が認定されたという訳なのです!

すごいでしょ?

言語聴覚士として、対人援助職として、コミュニケーションセラピストとして、とても価値ある資格なんですよ!

今年も本校の外部講師でもあり、全米NLP協会(ABNLP)公認NLPトレーナーである岩元 應和 先生がご講義してくださいました。

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僕も頑張ってます。

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ことばって、コミュニケーションって、なかなか深いですよー。知れば知るほどおもしろいですよー。

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大事なのはこれからです!これまでの講義で学び・習得したスキルを周囲の人や、君達を待っている患者さんとのコミュニケーションに役立てる事ができると先生は嬉しいです。がんばって~!!

 

まだまだ暑い日が続きますが、みなさん事故や熱中症にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。

またねー♪

by   tomiyama★

とある講義風景~2・3・4年生編~

こんにちは♪

世間は夏休みですね~。てゆーか毎日暑い!暑過ぎる!

夏は大嫌いなtomiyamaです。

 

暑い中でも学生達はがんばっておりますよ~★

前回に引き続き、講義風景をちらっとご紹介いたします!

まず2年生から…「失語症Ⅱ」の一場面です。

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クイズ形式でテスト前の総復習をしているところです。先生がテスト範囲の質問を行います。一番前に座っている人が解答者です。

わかった人は挙手をして答えます。見事正答したら、後の人へバトンタッチして、列の人が全員答えられたら勝ちというルールになっております。

ふむふむ、なかなか興味深い講義ですな…(@。@)

 

続いて3年生は…「高次脳機能障害Ⅲ」の一場面です。

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こちらは論文や教科書を調べた事を詳しく発表している風景です。まるで学会のポスター発表にいるみたいでした。学生同士で積極的なディスカッションが繰り広げられております。先生に教えてもらうのもありですが、自分達で調べ、考え、説明するといった能動的な学習をすることで、知識が身につくというわけですね!こういう講義をこなしていると、STになってから、施設でのカンファレンスや学会発表の論議の場でも強くなれそうですね!

 

最後に8週間の臨床実習から帰ってきた4年生です。

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実習で担当させていただいた患者様の症例報告会の一場面です。こちらでも積極的な質疑応答が展開されておりました!それにしてもみんな、STっぽくなって帰ってきてくれたな~という印象です。

 

 

講義や実習の事などオープンキャンパスや学校説明会で詳しく説明しておりますので、是非遊びに来てくださいね~。

夏休み期間中は毎週やっております!

それではみなさん、ごきげんよう☆

by   tomiyama★

 

とある講義風景~3年生編~

おはようございます!

ご無沙汰しております。ST学科教員のtomiyamaです。

一昨日は大きな地震がありまして、びっくりしましたね!\(>。<;)/

学校ではちょうど講義中で、教室の展示物などが倒れるアクシデントはありましたが、教員・学生共に無事でした。

 

さて、本日はタイトル通りST学科3年生の講義風景をちらっとご紹介いたします。

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僕の指が写っちゃってますね。スミマセン…。

こちらの講義は「言語聴覚障害演習Ⅲ」 という講義名で、検査の手順・解釈をPBL形式で学ぶ講義となっております。

教員が患者役、学生は検査者役(ST)という設定で行い、他の学生は患者役の反応を一言一句漏らさず、メモしてる場面です。

3年生になると実習もあるので、3年間で蓄えた知識を使い、どのように問題解決していくかというスキルが必要になってきます。

座学のみでなく、このような講義形態が多く取り入れられていますよー。

 

暑い日が続いておりますので、熱中症には気をつけてくださいね♪

夏休みは当校のオープンキャンパス・学校説明会にも是非遊びにきてくださいねー★

では、このへんで☆

tomiyama

地震に関連するお知らせ

7月11日11時56分頃に発生した鹿児島地方地震に関する連絡です。

 

現在のところ、

鹿児島医療技術専門学校における

人的・物的 被害は共に出ておりません。

 

7月11日12時40分記

 

鹿児島医療技術専門学校

 

 

第18回日本言語聴覚学会 in 松江

皆さんこんにちは。

梅雨の時期も、もう間もなく。
夏らしい天気が多くなってきましたね。

さて、先月の23日-24日に島根県松江でおこなわれた第18回日本言語聴覚学会に参加してきました。

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今回、学科教員3名と昨年度の卒業生、在校生(4年生)が演題発表を行いました。

 

学科教員は日々の研究や臨床実習に関する内容を、
卒業生は昨年度の卒業研究に関する内容を、
在校生(4年生)は現在進行中の卒業研究に関する内容を、

 
精一杯発表して参りました。

 
在校生は学外実習中ではありましたが、せっかく発表の場を頂いたため、遠方まで行かせて頂きました。
(協力いただいた施設の先生方、誠にありがとうございます。)

 

在校生の演題を紹介させて頂きます。

 

 

演者:濱 佑太
演題名:
PACE訓練に基づいた表出手段の差異におけるoxyHb濃度変化について~NIRSを用いた検討~
Tecnicalなタイトルですね。
よく読み解かないとやや難しい内容となっております。
りかいしやすいように簡単に説明しますと、「脳血流を測定する機器を用いて、
すばやくことばが出ないとき、それに代わるどんな方法を用いた時に脳はう
ごくのか。」と、
いった内容です。

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これは、言語聴覚士が主に支援させて頂く「失語症」という症状に対する研究になります。
在校生は発表時、「失語症」の授業で使っている教科書の先生が聴講しているなかで発表致しました。
相当緊張したと思いますが、とてもいい経験になったと思います。

3年次より研究計画を立てて、学生1人でここまでやり遂げた事は今後の大きな自信になると思います。

 

教員も負けずに頑張ります(*^_^*)

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鹿児島 言語 同窓会 (原田カンファレンス)

皆さん☆こんにちは

暖かくなってきましたね。

いかがお過ごしですか(*^_^*)

 

さて、鹿児島医療技術専門学校 言語聴覚療法学科は現在、14期生までが卒業し、その卒業生の総数は約450名になります。

これまで、卒業生による勉強会を行ってまいりましたが、2年前に改めて同窓会を設立致しました。

 

本会は会員相互の親睦を深めることと学術的活動・情報交換の機会を図るために、「原田カンファレンス」という名称で2年に1度、学術集会を行っております。
今年度はその開催の年であり、3月12日に行われた「原田カンファレンス」を少し紹介させてください☆彡

 

 

参加者は、1期生からこの3月に卒業したばかりの14期生に加え、在校生からも参加が見られました。

参加者の皆さま方です。

聴講者

年度末のお忙しいところに多くの卒業生に参加して頂けました!

 

さて、開会あいさつは今年は2期生の卒業生が努めて頂きました!

(☆その横には1期生そして3期生☆)

3役

さて、その後は、卒業生による活動報告です!

今回の内容は、同窓生活動報告として食べる事の問題(摂食・嚥下障害)について、3名の先生と特別講師を招きお話を伺いました。

 

まずは、川内市医師会立市民病院 に務められている3期生の久保田 空先生です

演題名は「脳出血急性期の嚥下障害の予後予測の検討」

久保田先生

続いて、垂水市立医療センター垂水中央病院で勤務されている5期生の 竹中 恵太先生です

演題名は「高齢化地域におけるこれまでと現在の取り組み」

竹中先生2

続いて、やまびこ医療福祉センターで勤務されている6期生の西野 将太先生です

演題名は「小児STに求められる役割について考えてみよう!」

西野先生

 

3名の先生方それぞれの発表後に、ディスカッションタイムを設けました!

ディスカッションタイム

参加者から活発に質問が行われました☆☆

 

さて、3名の先生の興味深い話のあとは、

今回、特別講師として、潤和会記念病院に務められている外山 慶一 先生をお招きして、「「食べる」ためのSTの役割」についてお話頂きました!

外山先生

明日からの臨床や今後の自己研鑽につながる内容をお話しして頂きました!

 

さて、そのあとは閉会の挨拶!

(☆閉会の挨拶は今回は10期生です☆)

湯田君

総合司会は11期生!

川路君

 

閉会後に会員交流会を設けました!

懐かしい同級生や、先輩・後輩との仕事に関する話の他、近況報告など話が尽きることはありませんでした(*^_^*)

懇親会盛り上が

 

各卒業期で世話人をおき、夏過ぎから今回の会に向けて準備をしてきました★
大変な事もありましたが、多くの卒業生の参加や「良かった」という声が励みになります。

次回も2年後を予定しております。
次は是非参加してみませんか(^O^)/?

フルショット

世話人一同☆彡

 

最後まで読んでいただきありがとうございました(^_^)/~