2019年度放射線教材コンテストが、科学技術館(東京都千代田区)において開催されました。
このコンテストは、放射線について学ぶ大学生、大学院生および専門学校生による、新しい視点からの放射線教育ツールと手法を、小学生、中学生および高校生へ向けて発信するもので、コンテストに応募した約80チームのうち、一次選考会を通過した10チームが最終選考会に臨みました。
本校の診療放射線技術学科3年 有田実華、安山奈々穂、池田采音、田中里奈の4名が、教材名「ラジエーションカード~見えているものだけが世界の全てではない~」について発表しました。
教材の内容は、中学生を対象として、放射線を擬人化・可視化することで未知性要因を少しでも無くしたいことを目的として中学校学習指導要領と関連させながら、
- 元素(原子の種類)のなかには、放射線を出す種類が存在すること
- 放射線の種類によって、透過力に違いがあること
- 放射線は、医療現場において画像診断や治療に利用されていること
について、作成したカードを通して遊びながら理解してもらう放射線教育ツールです。
学生ならではの、新しい視点からの放射線教育ツールや手法の開発など、今後も学生と協力して卒業研究を進めていきたいと考えています。
診療放射線技術学科
卒業研究 指導教員 東 幸浩
卒業研究 指導教員 東 幸浩