指導方針
自立・Independence
自ら「考え・選択・判断・決断」する力を身につけ、自分の行動、言動に責任を持つ。
率先して挨拶、行動のできる力を身につける。
利他・altruistic
仲間、相手、審判、指導者、全ての人に「感謝・リスペクト・謙虚」な姿勢を持ち続ける。
目標達成のために、チームの最善(チームのためにプレー)を考え、仲間を思いやり、お互いが支え合う力を身につける。
挑戦・challenge
夢や目標に向かい誇りを持って努力する大切さを学び、努力する過程の中で経験と自信を育むことのできる人間性を身につける
練習方針
原田学園サッカークラブU-15では「止める・蹴る・運ぶ・奪う」「観る・サッカーIQ」「楽しむ」の3つのテーマを掲げます。
この3つのテーマの意味はサッカーをより楽しむために技術が必要となり、その技術を最大限に活かすには観て判断すること、サッカーIQを高めていくことが大事だからです。
全てにこだわりを持ちますが、その中でも「止める・蹴る・運ぶ・奪う」の個人スキルは徹底していきます。
個と組織の融合
ATTACK・攻撃
個人、チームでボール大事に保持しながらドリブルとパスを使い分け相手ゴールへ向かって前進しより多くのチャンス、ゴールを生み出すために主導権を握るサッカーを目指します。
DEFFENSE
守備でもリアクションではなく自らアクションを起こし積極的にボールを奪いにいく、ボールを奪われたら「即座奪取」を掲げ、相手の攻撃時間を短くし自分達のボール保持率を上げ攻撃に繋げる守備を目指します。
1.止める・蹴る・運ぶ・奪うの追求
止める・蹴る
イメージ、アイディアがあってもボールを正確に止めれなければ、しっかりと蹴ることができなければプレーを実行することはできません。子どもたちのイメージやアイディアを最大限に引き出す、また判断する時間を個人スキルで作るために止める・蹴るのスキルにこだわります。
運ぶ=ドリブル
ドリブルの技術を3つのテーマに分けます。3ゾーン(アタッキングサード・ミドルサード・ディフェンディングサード)での「リスク」「セーフティ」のバランスを考えながら状況に応じたプレー、判断を身に付ける。
- ドライブ
基本的に相手DFとコンタクトがない状況でスペースや相手守備の間(ギャップ)にボールを運びボールを前進させたり相手を引きつけ(相手の目線を集め)パスコースを作ります。状況によってはあえて相手守備者にドリブルで運び味方のマークを剥がしたり数的優位(2vs1)を作り出すこともあります。 - 失わないドリブル(プロテクト)
ボールと相手の間に体を入れて、ボールをさらさないようにしながら相手のプレスや攻撃方向を変えるための技術を身につける。 - 突破のドリブル
マークする相手をフェイントやスピードの緩急を使い打破するための技術を身につける。個人で打開すること、相手を抜き去ることができれば相手の守備組織にずれを生じさせ混乱、崩すための手段となる。
奪う
個としてボールを奪う技術、グループ(チーム)でボールを奪う技術を身に付ける。
体の使い方、足を出すタイミング、ステップワーク、1人で2人を観る力をつける(自分のマークと背中でパスコースを消す)
2.観る・サッカーIQ
攻守において正確な技術と観て(いつ、何を観るか)判断し「位置的優位性」「数的優位性」「タイミングの優位性」を駆使してプレーできるためのサッカーIQを高めます。
そのために、指導者の考え、意見だけではなく選手の考えに耳を傾け理解し、指導者と選手がコミュニケーションを取り続けながら選手に自らの考えをアウトプットさせることでサッカー理解力を高めていきます。
3.楽しむ
目標に向かって失敗することを恐れず何度も挑戦することのできる環境を整え、選手が主体的に楽しく伸び伸びとプレーできる選手育成を目指します。